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V字回復見せる電気制御機器出荷 産業用電気機器出荷も大幅伸長

汎用電気機器や制御機器の出荷が大きく伸びている。前年同期が底に近かったこともあり、伸び幅は大きくなっておりV字回復となっている。直近のピークであった2007年度の水準にはまだ届いてはいないことから、当面これを超えるのが目標となってくる。

日本電気制御機器工業会(NECA)がまとめた10年度第1四半期(4~6月)の出荷実績は、前年同期比177・4%の1515億4000万円となった。四半期で1000億円超えは4期連続であるが、1500億円超えは08年度第2四半期以来7期ぶり。この実績は08年度第2四半期の92・1%の水準である。

このうち、国内は同163・5%の890億5000万円、輸出は同202・0%の624億9000万円。08年度同期に比べても、国内は86・5%であるが、輸出は101・5%と実績を超えており、輸出の鮮明な回復ぶりがわかる。輸出比率も41・2%と初の40%台を突破し、四半期では過去最高となった。

仕向け地も中国、韓国、台湾などアジア・太平洋地域が350億円と好調を維持しており、2四半期連続で過去最高額を更新し、輸出額の56%を占めている。検出用スイッチが290・6%、PLC/FAシステム機器が291・6%と3倍近くに伸びており、中国、インドを中心とした生産投資の増加の堅調さが見られる。00また、08年度同期比でも122・4%と大きく上回っている。国内も輸出に牽引される形で新興国向けの工作機械や産業機械の需要増、エコポイントやエコカー制度などの景気刺激策などもあり、投資を再開する動きが目立っている。

NECAでは上期出荷額を同146・1%の2790億円、通期出荷額を同126・9%の5700億円と予測しているが、現在出荷ペースが維持されると上期3000億円台、通期6000億円台乗せは確実で、07年度の通期6682億円も射程に入ってきた。

一方、日本電機工業会(JEMA)も10年度からJEMAが独自に集計している重電機器の受注・出荷実績を毎月公表している。「重電機器の受注生産品受注実績」と「産業用汎用電気機器出荷実績」の2つに分けているが、このうち10年度第1四半期(4~6月)の産業用汎用電気機器出荷実績は、前年同期比158・2%の1735億200万円となっている。サーボ(モータ・アンプ)が同432・5%の403億5200万円と4倍を超える急増を見せているほか、PLC(プログラマブルコントローラ)が186・6%の318億300万円、可搬形発電機が182・8%の60億2600万円、汎用インバータが166・5%の155億5000万円、電磁開閉器が162・7%の61億7100万円など、すべての製品が100%を超えている。

JEMAでは、10年度の産業用汎用電気機器出荷を同121・1%の9892億円と見込んでいる。

受注生産品も含めた重電機器の10年度出荷見通しを同110・7%の3兆3451億円と、3年ぶりのプラス成長を期待している。

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