SUNX 投・受光一体で省スペースレーザセンサに新機種追加

【名古屋】SUNXは、アンプ内蔵タイプとしては世界最小のレーザセンサ「アンプ内蔵・超小型レーザセンサEX―L200シリーズ」に、スポット反射型の「EX―L221」を追加ラインアップし、販売を開始した。価格は1万8400円。

「EX―L200シリーズ」は、投光器と受光器を正対させて使用する透過型のみの販売を行っていたが、今回発売した「EX―L221」は、投光器と受光器が一体となった反射型で、透過型に比べ配線の工数が半分になるほか、センサの設置場所も片側だけでよく、装置内の限られたスペースでも使用できる。

専用カスタムICの搭載と新構造設計で徹底的に小型化を追求、レーザセンサでありながら、同社の汎用光電センサの約5分の2という小型サイズを実現。さらに、光の拡がりが少ないレーザ光の特性を活かしたスポット光による高精度検出は、汎用光電センサでは検出が不可能だった直径0・01ミリの金線の検出までを可能にしている。

そのほか(1)距離300ミリでスポットサイズ直径1ミリの微小物体を検出できる長距離・小スポット(2)明るい赤色スポットを見ながら光軸調整が容易に行える(3)保護構造IP67の実現により、水やほこりの多い現場でも使用できる高い耐環境性能―などの特徴を持っている。

「微小物体検出」「ワークの穴検出」「位置決め」「段差検出」「浮き検出」などに使用できる。

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