産業用パソコン ニーズに柔軟に対応 産業用BTOパソコンに注力 各社が製品陣容を一層強化

産業用パソコンで、BTO(Build
To
Order)方式の要求が強まっている。市場の多様化傾向により、今後ますますBTO需要が増えると判断し、産業用パソコン各社はBTOパソコン事業に注力、用途別にラインナップを強化し拡販に乗り出した。

FA市場で、産業用パソコンが普及の速度を速めている。半導体製造装置、制御盤組込、電力監視、検査装置、自動倉庫など用途が多岐にわたっている。

ユーザーは、搭載機械や装置に適したスペック、形状などを選定する傾向が強い。コストダウンやメンテナンスの容易さからカスタムメイドを求めているもので、アジア向け機械に搭載する場合は、単機能化のケースも出てきている。

ユーザー自身が専用FAパソコンを開発するにはコストや人的、時間的な制約があり、産業用パソコンメーカーのBTOパソコン採用が有利と判断している。

産業用パソコン各社は、こうしたニーズに対応するため製品のラインナップ充実や営業体制の強化に乗り出した。

コンテックは、BTOパソコンSolution―ePCをそろえ、多様なカスタムメイドの要請に応える。

人気のベースモデルにCPU、メモリ、HDDなどのメニューをセレクトしたベーシックタイプなどBTOメニューセレクト済みの即納可能な在庫体制も敷いている。デュアルコアCPUの選択が可能なハイエンドモデルから、コストパフォーマンスを追求したモデルまでBTO対応のスタンダードモデルをそろえ、用途に最適な製品を提供できるとしている。

アドバンテックは、BTOシステムソリューション事業を強化した。AOI・画像検査装置、装置組込、リモート監視、検査装置の4カテゴリーのアプリケーションに的を絞り基本モデルをラインナップ、さらにオプションも豊富にそろえ、ユーザーが求める専用性に即座に応じている。

基本モデルをベースにCPUやメモリ、ストレージの構成を自由に選べる。コスト重視や拡張性重視、パフォーマンスの高いシステムまで提供できる体制を整えた。同社は、特にCCC認証対応モデルも多数用意してユーザーの中国への輸出に便宜を図っている。

産業用パソコンメーカーは、ユーザーニーズの多様化に合わせ汎用標準品とカスタマイズ品を軸に展開し、FA分野でのパソコンの普及に加速をつける戦略が功を奏しつつある。

ANSYS

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