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育て!期待の新芽 北陽電機 「光空間データ伝送装置」移動機器のサーボ制御に最適

北陽電機は、オートカウンタやタイマ、電気式自動ドアを国内で初めて開発・発売したメーカーとして知られる。その後も高精度CCD式センサや光空間データ伝送装置など数多くのFA製品を開発・提供してきた。

現在では、繊維・電線・鉄鋼設備・搬送機器・実装機、さらに半導体・液晶製造設備など様々な分野に同社の製品が採用されており、高機能性とオリジナリティで高い評価を得ている。

こうした同社が今最も期待を寄せる分野が、反射光を高分解し検知する「測域センサ」と、ワイヤレスの状態で光データを転送し情報を授受する「光空間データ伝送装置」である。

測域センサは、すでに搬送分野で無人台車の障害物検知用、ロボットの視覚センサに採用されているほか、屋外向け分野など新市場の創造・開拓が進んでいる。

一方、光空間データ伝送装置について同社では、測域センサに続く新しいアプリケーションを創造・開拓する製品として捉えている。

同伝送装置は、すでに搬送業界や半導体業界などの無人台車やクレーン、ロボット分野などに、光を駆使し移動体との制御通信授受用に使用されているが、最近ではシリアル・パラレルタイプ、オープンネットワーク対応タイプ、省配線タイプなどがラインアップされ、アプリケーションが拡大している。

最近、開発発売した「EWF―OVA/OVB」形は、三菱電機が開発した高速でより滑らかな高精度動作を実現した新世代のモーションコントロール、光ファイバケーブル高速同期ネットワーク「SSCNETIII」に直結可能な光リピータである。

伝送速度は50Mbpsと高速で、50メートルの直線をケーブルレスで通信でき、移動する機器へのサーボ制御に最適である。電波と違い混信がなく、赤色光が伝送媒体なので法規制を受けることがなく、工場敷地内で使用できる。

これまでピッキング現場でスタッカクレーンなどを使用する場合、シーケンサを搭載した台車が必要であったが、EWF―OVA/OVBは光通信の移動体なのでコントローラが不要な上、シーケンサも1台で済みローコスト化が図れ、スタッカクレーンやトラバーサ、天井クレーンのサーボ制御に最適である。

また、小型の光データ伝送装置「BWF―3E/4E」は、伝送速度は10Mbpsだが、伝送距離は最高200メートルを実現して、長距離ワイヤレスLANを可能にした。さらに、Ethernet対応でネットワークカメラの画像伝送ができ、エレベータなどのアプリケーションにも対応することができる。

これら新タイプの光データ伝送装置は現在サンプル出荷を行っているが、昨年11月に開催された「システムコントロールフェア」に出展した際、来場者から「早く発売して欲しい」という要望が多く反響が大きかった。

同伝送装置に関しては、伝送速度と伝送距離を同時にアップさせることが難しいとされているが、同社営業部営業管理課上原伸亮課長は「当社では拡大するアプリケーションに対応するため、バリエーションを拡大するとともに、50Mbpsの高速伝送を保ちながら、伝送距離200メートルを可能とする製品開発を目指している」と今後の製品展開を語っている。

同社では「UNIQUE
PRODUCT&BEST
SENSING」を企業テーマに掲げており、オンリーワン製品を提供していくことで、顧客のベストセンシングパートナーを目指していく。

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