多摩川精機 航空・宇宙分野で高評価国際宇宙ステーションなどでセンサー・モータが実証

多摩川精機(長野県飯田市大休1879、tel0265―21―1816、萩本範文社長)は、航空機・宇宙開発用機器の開発・販売に意欲的に取り組んでいるが、国際宇宙ステーション日本実験棟「きぼう」船外実験装置SMILESや先月初試験飛行に成功した次期中型旅客機ボーイングB787に同社製センサー、モータが採用され、耐環境性・高精度・高信頼性が実証された。

日本実験棟「きぼう」船外実験装置SMILESは、宇宙航空研究開発機構と情報通信研究機構が開発し三菱電機がシステム製造をしている。

同社は、観測用アンテナの駆動に用いられる高精度センサー付きモータを納入した。従来のアンテナ制御には角度センサーとして光学式エンコーダが使われてきたが、信頼性の向上と長寿命化を図るため、同社ではSMILES用に「レゾルバ+RD変換器方式(レゾルバのアナログ信号をRD変換器でデジタル化)」を新たに開発した。

一方、次期中型旅客機ボーイングB787には、操縦席内で使用されるセンサー(レゾルバ、LVDT、RVDT、RVDTクラスタ)とDCモータを納入。1機当たり25台搭載されている。

回転角度センサーのレゾルバとDCモータはエンジンの出力を操作するレバーの位置検出と自動運転時のレバー位置制御に使用されている。LVDT(直動差動トランス)はペダルを踏み込んでブレーキをかける際に使用。RVDT(回転型差動トランス)はスピードブレーキレバーとフラップレバーの角度を検出するセンサーの役割を担っている。

RVDTクラスタは、RVDTを複数個内蔵し安全性に配慮した製品で、操縦桿の動きをピッチ、ロール、ヨーの回転方向の動きとして検出し電気信号を出力する。

同社では、今後も航空機や宇宙開発に貢献していきたいという。

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