【各社トップが語る2020】内外電機「さらにお役に立つ企業へ」丹羽一郎 代表取締役社長

内外電機 丹羽一郎 代表取締役社長   2019年は東京オリンピック特需や小中学校の空調工事、広範囲に発生した自然災害で被害があった施設・設備の復旧工事など、非常に繁忙だった。製品標準化や体制整備による納期面での対応強化を行ってきたことで、非常に多くの案件に取り組むことができた。 20年3月期の売り上げは前期比110%以上、営業利益・純利益は400%以上の見込みで、業績は非常に好調である。 来期の見通しは楽観視できないが、潜在的に大量に存在する、切り替えが必要な施設・設備からの案件が急激に発生する可能性もある。人手不足・働き方改革の影響は市場全体にあるが、企業として社会へ貢献するため…


【各社トップが語る2020】CKD日機電装「二極化需要への取り組み」川村茂 代表取締役社長

CKD日機電装 川村茂 代表取締役社長   2019年は米中貿易摩擦や日韓輸出管理問題、そして半導体の在庫調整などが影響し、年間を通してブレーキが掛かってしまった。20年は半導体、FPD、二次電池などが立ち上がり始めており、これに期待したい。 このような中、当社はCKDと事業統合して2年半が経過し、開発、生産、販売、サービス面を中心に融合が加速している。特にキーとなるグローバル展開では、販売面で既存商流に加えて、CKDの商流が活用出来るようになり、引合い数は倍増している。国内はもとより、北米や欧州からの引合いが入るようになった。 生産面では、佐倉事業所(千葉県)の生産性向上のため製造…


【2020年年頭所感】日本フルードパワー工業会「フルードパワー産業発展へ」石川孝 会長

日本フルードパワー工業会 石川孝 会長   新年明けましておめでとうございます。令和2年の年頭にあたり、一言ご挨拶を申し上げます。 昨年は、豪雨、台風などの自然災害により、経済にも大きな影響を与えました。一方、平成から令和に元号が変わり、明日への希望に願いが込められた新しい時代が始まる中に、ラグビーワールドカップでの日本チームの活躍に多くの方々が熱く盛り上がった年になったのではないかと思います。 さて、昨年の経済情勢を振り返りますと、トランプ政権による対中追加関税が一昨年から実施され、中国との貿易戦争が始まり昨年はさらに対象品目が広がりました。この影響もあり、中国経済は、一昨年末以降…


【各社トップが語る2020】B&R「リニアとビジョンを拡販」小野雅史 代表取締役 

B&R 小野雅史 代表取締役    2019年12月期の売り上げは前年度比2桁の伸長となった。前半は好調であったが、後半多少伸び悩んだ。それでもトランスリニアモータを用いた次世代の搬送システム「SuperTrak」や「ACOPOStrak」の受注は堅調に伸びている。 リニア搬送システムの市場での認知度は高まっており、19年11月開催のIIFESでも大きなブースで展示し好評だった。製品の開発面が想定より遅れ気味であったが、体制が整ってきたことから、20年は本格的に拡販を展開していく。リニア搬送システムの市場はまだ黎明期であるが、サーボモータからの置き換えができる破壊的な可能性を有してお…


【各社トップが語る2020】リタール「生産性向上の本質を問う」新岡卓 代表取締役

リタール 新岡卓 代表取締役   近年中小企業の後継者不在・人手不足に起因する廃業が相次いでおり、制御盤業界においてもサプライチェーンの維持と生産性向上が喫緊の課題となっている。当社は姉妹会社のEPLANと制御盤設計・製造の大幅な効率化を実現するバリューチェーンを打ち出し、生産性向上に寄与している。 2019年11月に開催された展示会IIFESでは、EPLANで設計した3Dレイアウトとそのデータを用いて製造したデモ盤をデジタルツインとして展示し、バリューチェーンの具体例を提示することで来場者より大きな反響を得た。 20年はバリューチェーンの核となる「全自動ワイヤ加工機WTワイヤターミ…


【各社トップが語る2020】ヒルシャー・ジャパン「ITとOTの融合推進」伊藤和仁 代表取締役

ヒルシャー・ジャパン 伊藤和仁 代表取締役   2019年12月期の売り上げは、前年並みと計画通りであった。米中貿易摩擦の影響から半導体関連のお客さまは芳しくなかったものの、新規のお客さまとの取り引きが増えつつあり、中期的には期待感は高まっている。ヒルシャーグループ全体の中でも日本法人は頑張っている。 当社は「産業用通信インターフェースとIIoTの専門マルチベンダー」として取り組んでいるが、装置メーカーを中心にこれらを活用する動きが強まっていることは当社にとっても歓迎すべき流れと言え、今後装置メーカーへのアプローチを積極的に展開していきたい。 当社は付加価値の高い、ていねいな仕事をし…


【2020年年頭所感】日本電子回路工業会「オリンピック イヤー!!」小林俊文 会長

日本電子回路工業会 小林俊文 会長   あけましておめでとうございます。一般社団法人日本電子回路工業会(JPCA)の小林です。2020年代の幕開け。そして、いよいよ東京オリンピック・パラリンピックの年ですね。また、十二支が再スタートする『子の年』、そして新元号『令和』となって新年を迎える年でもあります。例年よりも新たなスタートを感じています。 前回のオリンピックが開催されたのは1964年。アジアで初めての開催。戦後復興のシンボルとして、平和の祭典を世界に訴えたものでした。高度成長時代を支え、新幹線、首都高速開通という大きな波を生みました。それから56年の年月を経て、再び東京に戻ってき…


【各社トップが語る2020】ピーアンドエフ「IoT関連などで製品投入」太田階子 代表取締役

ピーアンドエフ 太田階子 代表取締役   世界経済の低迷が続く中でも、新年を期待感持って迎えることができるのは、IoTやAI、ロボット、自動運転などの関連技術分野に、当社が大きく貢献できる新製品の品揃えを着々と準備しているからだ。 2019年は、PEPPERL+FUCHSグループとしては、7億ユーロを超える売り上げを達成し、10年連続の売上増を実現できた。19年の独・ハノーバーメッセやSPS等の展示会で、新製品を続々発表し、日本市場への投入も順次始めている。 昨秋より営業・技術部門の社員採用を進め、製品レンジ拡大に伴う取り組みを強化している。20年春には、FA部門のデモルームやラボを…


【各社トップが語る2020】ECADソリューションズ「盤製造支援新製品に期待」鈴木忍 代表取締役社長

ECADソリューションズ 鈴木忍 代表取締役社長   2020年3月期の売り上げは、ウィンドウズ7終了に伴う電気設計CAD更新への効果もあり、前年対比で微増となる見込み。人手不足、働き方改革関連法の施行などで、設計・購買・製造業務での生産性向上が急務になっている。 当社の電気設計CAD「ECAD DCX」は、こうした動きに対し、リードタイム短縮と省力化に貢献するシステムとして採用が増えている。クラウド部品ライブラリのデータベースの情報も、47社115万点と100万点を超えた。 昨年は全国15カ所で紹介セミナーを開催し、利用する顧客が増え始めている。今後も引き続きデータ拡充に注力すると…


【各社トップが語る2020】キムラ電機「プロダクトミックス強化」藤岡利之 代表取締役社長

キムラ電機 藤岡利之 代表取締役社長   2020年2月期の売り上げは、前年度比2%増ぐらいで着地する見込みである。 制御機器を取り巻く環境は、製造業の生産設備投資が停滞する中で、通信をはじめとした国内のインフラ整備、都市再開発などの建設関連が活況で推移するなど、まだら模様の状況となっている。 2020年は東京オリンピック・パラリンピック開催の年となるが、国内市場を中心に展開する当社にとって前半を中心に厳しい環境を予想している。 21年2月期の売り上げは前年度比3%増で計画したい。5Gの及ぼす効果が、ものづくり、生活環境など多方面に及ぼすことが期待されているが、『制御機器の本質価値を…