SUS、静岡県掛川市に新製造拠点「掛川事業所」を開設 国内3カ所目のマザー工場

FA向けアルミプロファイル大手のSUSは、静岡県掛川市に国内3カ所目となる製造拠点「掛川事業所」を開設した。
同社は、2014年から製造拠点の国内生産回帰を推進してきて、今回はそ集大成と位置付けられる。これまでタイで生産していた機械加工品などを国内に移管することで、品質の向上と迅速で安定した供給体制の構築、海外生産に伴うリスクへの対応力強化を目指す。
新事業所の敷地面積は5万4185平方メートル、延床面積は2万6808平方メートル。主にタイから移管する機械加工品を生産し、将来的には制御・駆動機器などの製造も集約する計画。押出材を製造する福島事業所、ダイカスト製品を生産する静岡第2事業所と連携し、より強固な生産体制を構築する。
操業開始時の従業員数は19名で、今後さらに新規雇用を予定している。
