オートメーション新聞N0.403を発行!24年度のFA・制御機器市場まとめや主要各社の24年度決算など掲載中

コンテック、無線LANアクセスポイント「FLEXLAN FX5000 / FX3000シリーズ」無線機器として初めてCC-Link IE TSNクラスAカテゴリCTRL認証を取得 FA分野の無線LAN活用を推進

コンテックは、業務用無線LAN製品「FLEXLAN FX5000 / FX3000シリーズ」が、無線機器として初めてCC-Link IE TSN推奨無線機器試験において無線認証クラスAカテゴリCTRL認証を取得した。
生産現場では計画層から制御層までの全機器をネットワーク接続する必要性が高まる一方で、有線LAN敷設は大規模な設備投資やレイアウト変更が難しく、Wi-Fi無線LANは電波干渉による通信遅延の変動(ジッタ)が、リアルタイム性が求められる制御層での利用を難しくしていた。
それに対し同製品は、独自のチューニング技術によって低遅延かつ低ジッタな通信を実現。産業用ネットワークとして期待されるCC-Link IE TSNの制御通信を想定した「カテゴリCTRL」で、無線機器として初のクラスA認証を取得した。
「FLEXLAN FX5000シリーズ」は最新規格Wi-Fi 6E(IEEE 802.11ax)に準拠し、OFDMA (Orthogonal Frequency Division Multiple Access)、MU-MIMO (Multi-User MIMO)、Spatial Reuse といった新たなテクノロジを実装し通信速度を高速化。多くの子局を同時に利用する場合に発生していたスループットの低下や遅延も大きく改善している。従来の2.4GHz帯、5GHz帯に加え、新たに6GHz帯が使用可能となり、電波干渉が減らしている。
FLEXLAN FX3000シリーズは、最大300Mbps(理論値)の高速通信をサポートしたIEEE 802.11n/a/b/g規格に準拠。モード切り替えにより、アクセスポイント(親局)・ステーション(子局)のどちらとしても機能。ACアダプタからの電源供給、直流電源(5-30VDC)の電源環境に対応、電圧変換なしでプリンタ、医療機器、POS端末、無人搬送車などの機器へ組み込みが可能となっている。
両シリーズともオープン価格。

https://www.contec.com/jp/news/2025/25041700

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