エンビプロ・ホールディングスは、茨城県ひたちなか市にリチウムイオン電池リサイクル工場を新設し、処理能力3倍を目指す。
連結子会社で、回収したLIBからリチウム・コバルト・ニッケルの濃縮滓を製造するVOLTAが掲げる1万4000t のリチウムイオン電池「LIB」の処理能力の達成に向けたもので、新工場では5000t規模の製造が可能で、既存工場と合わせて合計7500tの処理能力となる。LIB 関連メーカーの工場建設が計画されている関東圏へ工場拠点を拡大し、製造工程から発生する廃LIBの回収と、人口集積地の関東圏からの使用済み LIB の回収を企図した立地となる。
敷地面積は1万5326 平方メートル。延床面積は8560平方メートル。稼働開始時期2024年4月(予定)