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米・ザイリンクス社エクステンシブルプロセッシングプラットフォーム発表

米・ザイリンクス社は、業界初のエクステンシブル
プロセッシングプラットフォーム(EPP)となる
「Zynq―7000ファミリ」を発表した。

新シリーズは、ビデオ監視や車載ドライバアシスタンスシステム、FA(ファクトリーオートメーション)分野などをターゲットにしている。

価格は初期量産品で15ドル以下を予定している。

出荷開始は今年後半の予定。

Zynq―7000ファミリは、ARM
Cortex―A9MPCoreプロセッサベースのシステムで、28nmの低消費電力プログラマブルロジックと緊密に統合している。

システムアーキテクトやエンベデッドソフトウェア開発者がシステムの拡張やカスタマイズ、最適化、差別化を行いやすくなっている。

種類は低コスト・低消費電力のZ―7010、Z―7020と高パフォーマンス・ハイキャパシティのZ―7030、Z―7040で構成されている。

同社は、ロジック半導体FPGAの大手メーカーであるが、Zynq―7000ファミリは、まったく新しいコンセプトで開発した半導体。

なお、日本法人としてザイリンクス(東京都品川区大崎1―2―2、TEL03―6744―7740、サム・ローガン社長)がある。