- 特集
- 2018年1月10日
防爆関連機器2社の主力製品紹介 各種運業部の海事規格も取得 保守・点検業務を効率化
ATEX指令準拠のピーアンドエフの防爆機器は、陸上の防爆プラント向けをはじめとした世界の主な防爆規格や指令に対応しており、オーストラリア、アメリカ、ロシア、中国、韓国など様々な国のプラントで使用され、陸上のみでなく洋上設備や船舶に対応する海事規格も各種取得している。
米国のシェールガス開発の急速な発展や、オーストラリアのLNG大型生産設備の稼働と共にLNG輸送船の需要も増えている中で、GL、DNV、BV、NKといった各種海事規格認定品も豊富にそろえており、洋上の防爆需要に対応している。
本質安全防爆仕様の各種製品は、軽量でコンパクトなため、重量やスペースに制限がある船舶設備用としては最適な防爆方式といえる。
主な製品としては、リモートI/O、近接センサ、フィールドバス用電源やセグメントプロテクタがある。
また絶縁形防爆バリヤは、温度計用、伝送器用、スイッチ用などは日本の海事検定NKも取得済みで、FPSOやタンカーなどに豊富な採用実績を持っている。
(http://www.pepperl-fuchs.jp)
最近では、通信インフラの共有化が進んでいることから、防爆エリアにおいても各種の防爆IP機器をつなげることで「防爆ネットワークソリューション」を構築する動きが広がっている。
宮木電機製作所は、「見る・話す・聞く・つながる・操作する」をテーマに、無線LANアクセスポイント、コントロールボックス、プログラマブル表示器、タッチパネル/モニタ、Webカメラ、コンセント、ブザーなど各種の防爆IP機器をそろえ、防爆ネットワークソリューションを構築している。
同社の防爆型無線LANアクセスポイントを導入することで、モバイルDCSや、VoIPを利用した内線電話システムを構築することができ、プラントシステム運転業務や、保守・点検業務の効率化が図れる。
同社の防爆型無線LANアクセスポイント「EAP―50」は、IEEE802・11g/bに対応する。
ダグVLAN機能、負荷分散機能、送信出力可変機能などを有している。
「EAP―50W」は、アンテナ内蔵型の小型防爆形アクセスポイント。アンテナの向きを変えることで、コーナーや物陰など、電波の届きにくい場所でも容易にLAN構築が可能となる。
(http://www.miyaki-elec.co.jp/)
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