オートメーション新聞最新号N0.402を発行しました!詳細はこちらから

中央電子ショールームを大幅リニューアル 最新製品・技術を操作・体験 洗練されたデザインのコントロール用操作卓など

中央電子(東京都八王子市元本郷町1―9―9、TEL042―623―1211、松井達之社長)は、同社営業センター(東京都八王子市明神町3―20―6)内に開設しているショールームを大幅にリニューアルし、このほどオープンした。
新装したショールームの広さは約700平方メートル。同社のコンピュータネットワーク、セキュリティ、エンクロージャー、計測・制御、画像処理などの製品領域から新製品、注力製品を中心に展示されている。

セキュリティ関連では、共連れ検出装置、ネットワーク接続型簡易入退室システム、カセット式鍵保管庫、入退室管理マルチデバイス認証装置、ネットワークデバイスシリーズや、これらをシステム化し入退室からラックセキュリティまでを一括管理できるデータセンターセキュリティソリューション、エンクロージャーでは、水冷式ラック用補助空調装置Coolloop、サーバーラックMDCR、現地組み立てが可能な高機能スチールラックDCF、サイドフレームレス高性能スチールラックDCM、組み合わせ可能なコントロールルーム用操作卓Synegyをはじめ、医療用機器カート/モニター用アーム、各種PDUなどが展示されている。

なかでもコントロールルーム用操作卓Synegyは、洗練されたデザインに、スペースに合わせた自由な組み合わせを可能にした設計で、ワークステーションなどに理想的な作業環境を提供できるのが大きな特徴である。

また、計測・制御では画像処理装置として、外乱光除去装置、隙間計測装置、およびEtherCAT製品など同社の蓄積された技術製品も見ることができる。

2日間特別招待展

リニューアルを記念して10、11の両日開いた特別招待展には、2日間で350人が来場した。

特別招待展では、常設会場のほか、営業センターに特設会場を設け、同社が現在技術の醸成に取り組んでいる920MHz帯域無線センサシステム、RFIDリードライター、自立制御技術を利用したミニサーベイヤと外乱除去装置、サイドカバーが着脱可能なSDCRラックや、各種カスタマイズラック、ミリ波パッシブ撮像装置などが披露された。いずれもハイレベルな技術が駆使されており、同社の将来事業を支える柱につながるもの。

このショールームでは、社会インフラシステムの中に組み込まれ、普段あまり表からは見えないところで活躍している同社の製品と技術が、実際に操作しながら体験・確かめることができる。

なお、ショールーム見学には事前の予約が必要。