主なFA・電気メーカーの2026年度第1四半期または上期決算が発表され、ここ数年、低迷していたインダストリー・FA事業は、AIや半導体製造、データセンタ関連需要の急拡大を受けてV字回復を果たす勢いで推移し、全社の業績を牽引するほどまで回復を遂げている。さらにこの好調さを受けて、調査した25社中16社が通期連結業績を上方修正。2026年度はFA市場にとって飛躍のきっかけを掴む年になっている。
三菱電機のFAシステム事業は、受注高が同42%増の2870億円と需要回復し、通期業績予想も上方修正。
オムロンの制御機器事業(IAB)は、AI需要を背景とした半導体投資やデータセンター向け二次電池投資を着実に取り込み、且つ新商品拡充や代理店連携等の営業施策が功を奏して力強く業績を牽引した。
パナソニックのFA関連機器や電子部品を扱うインダストリーセグメントは、AIインフラ関連のコンデンサ、多層基盤材料や半導体製造装置向けのサーボモータやセンサ等が好調で大きく伸長。
富士電機も、主力のインダストリーが国内外でのFAコンポーネントの需要増により大幅に伸び、さらに脱炭素化に向けたGX投資やデータセンター等の設備投資需要により全社で1Q過去最高業績を記録した。
アズビルは、アドバンスオートメーション事業におけるFA市場の需要回復により、受注高が同28.5%増と大きく伸長。
日東工業は、AIや半導体関連投資の拡大を背景とした企業の設備投資需要を受け、電気・情報インフラ関連流通事業や電子部品関連製造事業を中心に売上が増加し大幅な増益を達成。
IDECも半導体やロボット業界向けの需要回復に加え、北米でのデータセンターや半導体装置向け需要の増大により大幅に増益。
山洋電気は、主要市場である通信装置やロボット、半導体製造装置などのFA分野、生成AI関連向けの需要が力強く推移。
THKは、AI需要に伴う半導体関連や工作機械向けの設備投資拡大し、日本市場もエレクトロニクスや工作機械向けの需要回復で伸長。。
ヒロセ電機は、活発なAI関連投資による半導体やデータセンター向けをはじめ、FA機器など産業用機器市場向けを中心に需要が堅調に推移した。







