矢野経済研究所 ヒューマノイドロボット世界市場調査 2035年には出荷台数718万台へ2026年は8万1690台 今後10年間の年平均成長率は83.5%

矢野経済研究所は、2026年のヒューマノイドロボット世界市場に関する調査結果をまとめ、2026年の世界市場の出荷台数は8万1690台で、10年後の2035年には718万台まで拡大すると予測した。

ヒューマノイドロボット市場は、少子高齢化に伴う労働力不足を背景に、人手の補助・代替としてのさまざまな分野での普及が期待されており、主要国での政策支援の強化とそれにともなう参入企業や実証導入の増加が進む。さらに、AI・ロボティクス技術の進展、普及にともなう価格低下やRaaSの普及、ルールや利用環境の整備が市場拡大を後押しし、産業分野から家庭・サービス分野まで適用領域の拡大が進むと見込まれている。
2025年の世界ヒューマノイドロボット市場規模は、メーカー出荷台数ベースで前年比647.9%の1万6580台と推計。地域別では中国が台数ベースでシェア84.8%。政府の育成支援政策を受けて参入企業は200社以上に達し、市場拡大をけん引している。欧州と米州のシェアはそれぞれ一桁だが、前年比3倍超と急成長し、研究から現場での実証フェーズに進んでいる。日本は参入企業が少なく、研究や試験導入が中心で、出荷台数も84台にとどまる。
2026年は、前年比492.7%の8万1690台の予想。Tesla、Figure AI、1X Technologiesなどによる量産開始に加え、中国企業の海外展開や米国家庭用市場の立ち上がり、韓国企業の参入増加が市場拡大に寄与すると予測。米国と欧州が自国生産の高価格帯製品を採用し、中国もローコスト製品が商業や家庭・サービス分野などに広がると見ている。
今後については、今後10年間で年平均成長率83.5%と急成長が期待されており、2035年には出荷台数718万台に到達すると予測している。

https://www.yano.co.jp/press-release/show/press_id/4111

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