DIC、インドネシア・ジャカルタに食品接触可能なコーティング剤の新設備を新設

DICは、100%子会社であるPT. DICグラフィックスの工場内(インドネシア・ジャカルタ)に、食品接触可能な機能性コーティング剤の生産設備を新設した。
新設備は、サステナブルパッケージ市場の需要拡大に対応するのが目的。紙などに塗布することで耐水・耐油性を持たせ、リサイクルが困難なプラスチックラミネートを代替。パッケージの単一素材化(モノマテリアル化)を実現する。
インキ業界で世界初となるHACCPに則った設計を採用し、食品メーカーと同等の衛生管理体制を構築。インドネシアのハラル認証やGMP基準にも準拠する。アジア・オセアニア市場向けに2030年までに年間1000トンの生産を目指す。

https://www.dic-global.com/ja/news/2025/ir/20250813180827.html

TOP