ケンミン食品、兵庫県丹波篠山市の篠山工場に冷凍食品の新製造ラインを新設、生産能力1.3倍へ

ケンミン食品は、冷凍食品の需要拡大に対応するため、兵庫県丹波篠山市の篠山工場敷地内に冷凍ビーフンおよびはるさめの新製造ラインを新設し、本格的な出荷を開始した。投資額は約22億円。
コロナ禍以降、冷凍食品市場は拡大しており、同社の関連商品は市場平均を上回る成長を続けている。この旺盛な需要に対応し、供給体制を強化することで事業のさらなる発展を目指す。
新ラインは、これまで倉庫として使用していた建屋を改築したもので、延床面積は1950平方メートルの鉄骨平屋建てである。既存ラインと比較して生産能力を約1.3倍に引き上げる計画で、冷凍食品事業の基幹製造ラインと位置付ける。新ラインでは9品目を製造する。
最新設備の導入により、めん、具材、調味液の調理から計量までを全自動で行う。また、炒め調理や包装工程も可能な限り自動化し、省人化を実現した。調理工程の自動制御により品質の安定と向上を図るとともに、凍結時間の短縮による効率化も達成し、よりこだわった味わいの提供を可能にする。

https://www.kenmin.co.jp/newsrelease/64991.html

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