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- 2015年2月18日
ファナック、高速・高デューティの棚置型スカラロボット「SR-9iA/R」発売 太陽光発電パネル製造工程向けに開発

ファナックは、高速・高デューティの棚置型スカラロボット「SR-9iA/R」を発売した。
同製品は、太陽光発電パネルの発電セルモジュール搬送作業を主要なターゲットとして開発したスカラロボット。発電セルモジュールのような小物部品搬送作業をコンベヤ間で行うことを想定した9kg可搬、620mmリーチとなっている。
棚置型で、コンベヤの上空に棚板を渡し、そこにロボットを設置して、ロボットの設置面より下側にある部品を対象に搬送作業を行う。これによりコンベヤの上空をロボットの設置スペースとして活用し、コンパクトな生産ラインを構築できる。
世界最高レベルの処理能力、ハイデューティ仕様で、2.5kgの負荷重量、水平搬送距離500mm、垂直方向揚程100mmを想定した場合、1往復の動作を0.7秒台で完了し、これを24時間休むことなく、連続で持続可能。正確な動作を実現するために、ロボットの第一、第二の各アームを高剛性化する設計とし、従来の床置型とは異なり、第一アームの下側に第二アームを配置することで、搬送動作中にアームからの昇降軸の突き出し量が少なく、高速動作時でもハンド先端が揺れにくくなっている。
https://www.fanuc.co.jp/ja/product/new_product/2025/202508_robot_sr9iar.html
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