竹中電機、絶縁監視装置「TLD-2」発売 2電路同時監視が可能

竹中電機は、低圧電路の漏洩電流を設備の電源を停止させることなく監視できる絶縁監視装置「TLD-2」を発売した。
同製品は、漏洩電流から静電容量の影響を取り除き、真の絶縁劣化成分(Ior)を的確に捉える「True R方式」を採用。これにより従来の監視装置で課題となっていた誤警報や過剰検出を防ぎ、信頼性の高い監視を可能とした。
1台で最大2電路の同時監視ができ、従来2台の装置が必要だった場合でも設置台数を削減し、制御盤内の省スペース化が可能。各電路で個別のしきい値設定やアラーム出力もできる。
さらに、RS-485通信(Modbus RTU)機能を標準装備し、取得した漏洩電流データをデジタル化して上位システムと連携が可能。データの蓄積による傾向監視(トレンド分析)を実現し、設備の予兆保全にも効果的。
工場やオフィスビル、商業施設など多様な施設の電気設備への使用により、漏電による事故防止や点検工数の削減に貢献する。

https://www.takenakadenki.co.jp/news/entry-230.html

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