明電舎など開発の「下水処理場の運転を支援するAI技術」が国総研によりガイドライン化

明電舎と広島市、千葉県船橋市、NJSの共同研究体が開発した下水道革新的技術実証事業(B-DASHプロジェクト)の「AIを活用した下水処理場運転操作の先進的支援技術に関する実証事業」が、国総研によりガイドライン化された。
同技術は、判断根拠の見える化による技術継承や処理水質の安定化と運転管理の効率性の両立、維持管理コストの低減を図るべく構築したもので、操作履歴や水質分析、処理状況の画像などのデータからAIが処理状況を判断し、熟練技術者による運転操作と同様な判断をリアルタイムで提示し、データを蓄積することでより最適な運転操作に寄与する。同技術の導入により、良好な処理水質と電力や薬品の使用量低減を両立した運転管理ノウハウを継承でき、若手技術者の育成に繋がると期待されている。

https://www.meidensha.co.jp/news/news_03/news_03_01/1259012_10499.html

TOP