東洋技研、基板用端子台のインナップを拡充 自社製品に採用している実績ある端子台を製品化

東洋技研は、基板用端子台について、スプリングロック式とネジアップ式に新製品と追加機種を投入し、ラインアップを拡充した。
スプリングロック式では、新製品として「VTC5シリーズ」を発売。5mmピッチで2.5平方ミリメートルの太めの電線(フェルール付)がプッシュイン可能。標準1段・2段、作業性を重視した2段(千鳥配線)、奥行き方向のスペースを抑える3段と豊富なバリエーションを用意。振動に強くメンテナンスフリーとなっている。
また既存のVTC-52シリーズに2段端子台「VTC-521S」を追加。CC-LinkターミナルやPCRY-4FVIFに採用している基板用端子台をラインナップに加えた。
ネジアップ式では、同社インターフェースで採用実績のある端子台を製品として発売。「PCA7-□U」はPCA7コネクタ端子台に使われているUL認証端子で、ネジアップ構造により丸型圧着端子の結線がしやすく、ネジ脱落がなく、丸端子・Y端子どちらも結線が可能。
「EKW-□P」はPCNコネクタ端子台に使われているY端子接続専用端子台で、ネジを緩めても脱落しないサポートスクリューを採用している。
コネクタでは、基板用コネクタ端子台「RK508シリーズ」を新発売。同社のCCーLinkの伝送/電源用として採用している、ソケットへの取付け・取外しが可能な2ピース構造の基板用コネクタ端子台で、1.5平方ミリメートル電線(フェルール付)がプッシュインが可能。取付け・取外しがしやすいDタイプとネジ固定ができるDFタイプを用意。ソケットは電線の取り回しに合わせてコンタクトピンがストレートのSタイプと90°曲げのLタイプを用意している。

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