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- 2019年11月13日
三菱電機、2025年度1Q決算 FAシステムは増収増益に転換 受注も回復 全社では売上高・営業利益ともに1Q過去最高を更新
三菱電機は、2026年3月期第1四半期決算を発表し、売上高は1兆3128億9600万円(前年同期比2.1%増)、営業利益は1119億7200万円(90.9%増)、純利益は909億2600万円(85.0%増)となった。インフラやライフ、FAシステムの売上増加に加え、子会社の株式譲渡影響などにより、前年同期比増収・増益。売上高・営業利益ともに1Qとして過去最高を更新した。
セグメント別では、FAシステムが属するインダストリー・モビリティは、売上高3836億円(168億円減)、営業利益は259億円(104億円増)。このうちFAシステムは受注、売上高、営業利益ともに前年を上回り、売上高は1800億円(132億円増)、営業利益は171億円(120億円増)となった。スマートフォンやAI関連の設備投資、工作機械関連需要の増加などが後押しした。受注も回復し、前年同期と比べて23%増、前四半期比でも2%増で底を打った。
このほかインフラは売上高2658億円(485億円増)、営業利益180億円(143億円増)。ライフも売上高5678億円(126億円増)、営業利益465億円(108億円増)と好調だった。
仕向地別では、国内が好調で7%増の5945億円。海外は2%減の7183億円となった。
2025年度通期業績見通しは、当初からの変更はなく、売上高5兆4000億円(2%減)、営業利益は4300億円(10%増)、純利益は3400億円(5%増)としている。
https://www.mitsubishielectric.co.jp/ja/pr/2025/0731/?category=&year=
