- FA業界・企業トピックス
- 2018年5月23日
NSK富山、サクラパックスと大形軸受用梱包箱を共同開発 強化段ボール採用でCO2排出量46%削減

日本精工(NSK)グループのNSK富山は、サクラパックスと共同で、大形軸受用の新しい梱包箱を開発した。この新梱包箱は、箱の側面にリサイクル可能な強化段ボールを採用し、ライフサイクルCO2排出量を従来比46パーセント削減する。
新開発の梱包箱は、側面の木材を強化段ボールに切り替えることで、梱包材の重量を従来比42パーセント削減し、開梱・解体・廃棄を容易にした。さらに製造時の釘の使用量と電力消費量も低減し、原材料調達から廃棄に至るライフサイクル全体での環境負荷を大幅に削減する。大形軸受の梱包に順次使用を開始し、今後NSKの他工場への展開も予定している。
https://www.nsk.com/jp-ja/company/news/2025/developed-packing-box
