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セイコーエプソン 人協働ロボット ライフサイエンスや製薬業界の自動化対応【ロボット特集】

セイコーエプソンは、ライフサイエンス分野や製薬業界での活用を見据えた人協働ロボットを開発した。2025年内に日本と欧州での販売を開始する。
同製品は、クリーンルーム対応、高精度制御、直感的な操作性を備え、製造業をはじめ、ラボオートメーションに対応する人協働ロボットとして開発。可搬重量は6kg、アーム長900mmで、本体重量は同クラスで業界トップクラスの軽さとなる17kgの省スペース設計を実現。移設や再配置が容易で、実験室での搬送や生産ラインへの組み込みに適している。ISO Class 5準拠のクリーン搬送能力とIP54準拠の防塵・防滴性能を標準装備し、ネジ穴や鋭角なエッジを極力排除した滑らかな外装設計により、衛生的な状態を保つことができる。
コントローラーも小型・軽量とし、無人搬送車(AGV)や自律走行ロボット(AMR)への搭載を想定。電源はAC 100Vから230V、およびDC 48Vに幅広く対応。
プログラミングには広く使われている言語「Python」を採用し、専門的なロボット言語の習得が不要なため、研究開発やシステムインテグレーション現場でのスムーズな導入と柔軟なカスタマイズが可能となっている。

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