
住友重機械工業は、位置決め/モーション制御機能を搭載した「ACサーボドライブ GS-300シリーズ」を発売した。
近年、一般産業分野でもサーボ化が進み、減速機と組み合わせた用途での需要が増加するなか、同製品は、単軸用途などのシンプルな制御や駆動部の高応答性や小型化を目的としたインバータからの置換え等に最適なACサーボドライブ。
サーボドライバにはモーション制御機能「PRモード」を搭載し、99個のプログラム運転を実現。デジタル入力、RS-485通信入力に対応したプログラム実行により、PLC/モーションコントローラの削減ができ、単軸制御・インバータ置換えに最適。
また、同社製サーボモータ用遊星歯車減速機「IBシリーズP1・P2・PK1タイプ」「サーボモータ用サイクロ減速機」と組み付けて減速機付サーボモータとして出荷検査をして提供可能。組付工数や不具合削減が可能になる。そのほかの同社製減速機にも今後対応を予定している。
豊富なラインアップを揃え、サーボドライバは、0.1~7.5kWの11容量、パルス入力(Mタイプ)、EtherCAT通信仕様(Eタイプ)の合計22種類、サーボモータは0.1~7.5kWの11容量、ブレーキ無・有、合計22種類のラインアップから選ぶことができる。