顧客志向企業への変革を 日東工業が4つの重要施策を策定

日東工業は、顧客志向企業への変革を進め、新たな価値を創造するための最重要課題として、ソリューション活動の強化、新ビジネスモデル構築など四つの施策を策定した。今年度の業績向上にも結び付ける。

まず、「信頼される標準品ベースのソリューションカンパニーになる」として、顧客との関わり方により区分した「標準品ビジネス」「案件ビジネス」「サプライヤービジネス」をそれぞれ確立し、市場変化に強い事業基盤を構築する。

特に、サプライヤービジネスの推進を通じた組織能力の向上に注力、この取り組みにより得られた経験を標準品ビジネス、案件ビジネスへ展開することで、技術力・提案力の強化につなげる。

具体的には、電力の自由化やオリンピック需要などを着実にとらえ、エネルギーマネジメントシステム(EMS)など今後成長が見込める分野で積極的に市場を開拓する。

「日東工業グループとして、新しいビジネスモデルを構築する」では、グループの制御盤メーカーである大洋電機製作所、カスタムの配分電盤の新愛知電機製作所と、標準盤メーカーの同社が一体となって活動することで、顧客へ幅広い提案を行っていく。

また、情報通信機器販売のサンテレホンとの連携を通じたメーカーと商社の融合による製品供給や、通信工事業の南海電設を核としたワンストップでの保守・メンテナンス事業の確立を進めていく。

海外では、タイでの販売会社の設立を機に、日本・中国・東南アジアの3極をつなぐマーケティング力の強化に取り組む。

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