
オタフクソースのグループ企業であるオタフクソースマレーシアは、お好みソース、焼そばソース、たこ焼ソース、たれなどのハラール調味料を製造する新工場を建設する。
同社はマレーシア国内を中心に、お好みソースなど鉄板粉ものメニューの調味料のみならず、さまざま な日本食に使用する酢やたれなどを、ハラール日本食レストランや量販店へ販売し、近年は日本市場への輸出や近隣国 のムスリム市場へ販路を拡大している。
新工場は、新たに半自動充填設備や小袋充填機を導入し、効率的かつ、より高品質な生産体制を整え、将来的には現状の生産能力の約10倍に拡充していくことを目指す。また取引先や一般のお客様が生産工程が見学できる見学スペースや当工場で製造するハラール調味料を使用した日本食を提案できる設備を備えた鉄板ルームを設け、お好み焼き文化や日本食文化の発信を行う。
新工場の敷地面積9066平方メートル、2025年稼働開始(2024年10月テスト稼働)。お好みソース、焼そばソース、たこ焼ソース、たれなどのハラール調味料を生産し、 生産能力は1200KL/年。投資総額約15億円。