OSPホールディングス、福岡県北九州市の門司工場にフィルム製品専用の新棟建設

OSPホールディングスは、フィルム製品専用工場として稼働している門司工場(福岡県北九州市)に新棟を建設する。
新棟は、生産体制の強化を目的とし、フィルム製品の安定した生産や顧客の要望も臨機応変に対応できる体制を強化。また多様な働き方に対応し、日勤勤務者の作業スペースを確保すると同時に作業工程の一部を自動化させ省人化も実現。食品業界ではフードロスの観点から賞味期限の見直しや延長が求められており、包装資材を高機能フィルム製品への切り替えを促進する。
また環境配慮についても、屋上の約半分のスペースに太陽光設備を設置し自工場のエネルギーとして活用し、ドライラミ接着剤を硬化させる設備に「エージングBOX」を採用することで、温風調整し消費エネルギー削減とCO2削減に寄与する。廃熱を利用したサーモコイルを導入し、エネルギー(LPガス)の使用量を3割削減し、さらにCO2の削減にも貢献する。、あた門司工場全体の稼働印刷機が増えることにより、水性グラビア印刷への取り組みを積極的に進める。
鉄骨造3階建で、延床面積は7917.65平方メートル(2,395.1坪)。設備投資額は約40億円。着工は2023年5月下旬。操業開始は2024年6月の予定。

https://www.osp-holdings.co.jp/news/20230511.html

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