日本ワイドミュラー SNAP IN式プリント基板用端子台 次世代接続技術を拡充 【配線接続機器特集】

ワイドミュラーは、2022年世界初の新接続技術「SNAP IN」を発明している。配線に絡む接続方式は現時点でもネジ接続方式だけでなく半田付け接続や、専用圧着ピンを要求する接続が主のため、専用工具も必要となっており熟練者による作業が求められていた。近年、作業者の高齢化のため熟練者不足が問題にもなり、若手育成でもノウハウを習得する必要もあり、さらには、賃金高騰による作業コスト増の課題が多い中、それを改善する接続方式としてこの20年PUSH IN接続方式が増えている状況であるが、さらに、すべての課題を解消する接続方式としてSNAP IN接続方式を開発した。

SNAP IN接続は専用圧着ピンや専用工具が不要で、圧着工程をも不要としているため、配線をストリップするだけで、接続が可能。さらに、接続時においても、一瞬で作業が終了し、作業者が視覚および聴覚で接続が確実に完了したことを認識できる設計となっている究極の接続方式。

22年より2部品構成の基板コネクタをリリースしていたが、今年は1部品構成の基板端子台をもリリースする。今後、ピッチ違いを拡充し、SNAP IN接続用の基板接続部品をフルラインアップする計画。基板接続部品だけでなく、他製品の配線接続にも順次適用を予定している。

ワイドミュラーは、この先10年でPush IN接続からSNAP IN接続へ移行していくとみている。

(https://www.weidmuller.co.jp/ja/index.jsp)

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG