アズビルの2023年3月期第2四半期決算は、売上高は前年同期比4.9%増の1210億600万円、営業利益は12.9%減の81億8100万円、純利益は12.5%減の60億5000万円の増収減益となった。
BA事業は、受注残を背景に大型建物向けと季節建物向け分野の増加と海外事業の伸長により売上高は6.8%増の520億3500万円、セグメント利益は29.2%増の24億5600万円となった。AA事業は、部品調達難の影響を受けたが生産・調達面の対策を通じて2Qから徐々に回復し、売上高は0.8%増の461億6300万円、セグメント利益は部品価格高騰の影響を受けて22.5%減の54億1400万円となった。LA事業は、ライフサイエンスエンジニアリング分野とライフライン分野の増加により売上高は9.3%増の237億3300万円、セグメント利益は経費増加や素材価格高騰、エネルギーコスト・輸送費の増加等が響いて42.3減の3億900万円となった。
通期予想では、受注の堅調と部品調達環境の改善を受けて期初の予想を上方修正。売上高は25億円増加の2775億円、営業利益は298億円、純利益は3億円増加の218億円とした。