【オムロン 4月の商品情報公開】 コネクタ端子台、コードリーダ、サーボアンプなど9製品を発売

オムロンは、4月の新商品情報を公開した。コネクタ端子台、Cマウントコードリーダ、サーボアンプ、ヒータ状態監視機器、電力量モニタ・ロガーなど9製品を発売開始した。

小型コネクタ端子台「XW2K」は、制御盤の省スペース、省工数を実現する業界最小クラスの小型コネクタ端子台。小型コモン端子台(センサ給電用)「XW2K-COM」は、小型でセンサ給電に最適なモデル。いずれも設置場所に合わせて縦横の2方向取り付けができ、スペースを有効活用して制御盤内のデッドスペースを削減し、小型化や装置の機能アップとサイズ維持の両立を実現。電源ラインにコモン端子があり、電源の横渡しで省配線が可能。

専用基板で信号/電源ラインを分離しているので組み立て・配線の作業性をアップできる。スプリング式のプッシュインPlus端子台なので、端子・電線を挿すだけで作業完了。振動によるねじの緩みや抜けがなく、ねじの緩みによる異物混入や締め忘れによる再確認の手間も不要になる。またフロントイン/フロントリリースなので誰でも配線作業が簡単、スピーディーにできる。

500万画素Cマウントコードリーダ「V440-F」は、視野・設置距離を柔軟に設計できるクラス最小レベルのコードリーダ。500万画素モノクログローバルシャッタセンサで、35fpsで画像取得が可能。ピクセルビニング、RO(I 領域限定)モードによって高速化。IP40準拠で、デジタルI/O、RS-232、Ethernet TCP/IP、Ethernet/IPTM、PROFINET通信をサポート。PoEまたは24V電源で電源供給可能となっている。

プログラマブル多軸モーションコントローラダイレクトPWMアンプ「CK3Aシリーズ」は、コントローラからダイレクトコントロールによる超低レイテンシーのサーボコントロールと、各種モータ、エンコーダに接続できるサーボアンプ。ナノ単位のリニアサーボ位置決め精度を持ち、最大20kHzの高PWM周波数、16ビットADCの高分解能電流検知、最大6.125MHzの高速電流ADCサンプリング。デュアルSTO入力とステータス出力ができ、デュアル7セグメントLED状態表示が可能。CKシリーズ、Power PMACコントローラと組み合わせて使い、AC/DC同期ブラシレスモータ、DCブラシ付きモータ、AC同期モータに対応する。

フロートなしスイッチ(コンパクト・プラグインタイプ)「61F-LS」は、フリー電源化で仕様を集約し高温環境70℃まで使用が可能。「一般・高機能タイプ」は、コンパクトで省スペース設計が可能。形61F-GP-Nシリーズの互換機種で、メンテナンス時の置き換えが簡単。4キロメートル配線可能な機種を増加した。「DC電源タイプ」は、AC電源がない場所でもバッテリーを使った駆動が可能。動作抵抗0~100kΩの感度可変でき、幅広い液体に対応。NPN出力タイプを準備。給排水の切り替え選択もできるようになっている。

交互運転リレー「61F-AO」は、形61F-GPN-APN2をリニューアルしラチェットリレー形G4Qと同様の動作を行う電子リレー。フリー電源化により機種を選定しやすく、メンテナンス時の置き換えや在庫管理を簡単にできる。

漏水検知器「61F-WL」は、61F-GPN-V50の互換機種で、メンテナンス時の置き換えに適している。動作抵抗0~50kΩで感度の調整ができ、コンパクトで省スペース設計が可能。

ヒータ状態監視機器「K7TM」は、ネットワーク接続で現場に出向かずに常時、ヒータ設備の状態を見ながら事後保全や定期保全ができるモニタリング装置。金属抵抗ヒータの抵抗値を細かく定期的に計測し、交換時の抵抗値と現在の抵抗値から変化率を算出し、同じ温度の時の抵抗値変化率を比較することで、適切な形で抵抗値の劣化傾向を時系列で監視できる。既存設備へは、動力線にCT(カレントトランス)をクランプし電流を計測、ヒータ間の電圧線を接続するだけでヒータ監視が可能。簡単に後付け可能。

電力量モニタ&ロガー「KM-D1」は、電力の多回路計測もロギングもでき、スタンドアローン運用もネットワーク通信もできる拡張性に優れた電力量モニタ&ロガー。本体1台で最大4回路まで電力計測でき、内部メモリにロギングしてSDカードやオンラインで簡単収集。汎用的な上位通信仕様で上位システムとの接続を容易に実現でき、下位にも計測機器を接続して多様な情報を集めることができる。工場では、施設側の使用電力から生産ラインの使用電力・生産情報まで幅広く計測でき、オフィスやデータセンタなどさまざまな施設でも利用可能。

https://www.omron.com/jp/ja/

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