【各社トップが語る2021】中央無線電機「技術力活かしお客様に提案」曳地夏夫 代表取締役社長

中央無線電機 曳地夏夫 代表取締役社長

 

昨年春からの新型コロナウイルス感染症の拡大で、お客様の案件先送りや訪問営業ができないなど大きな影響を受けている。このため、2021年4月期の売り上げは、前年度比15%ぐらい下がりそうだ。それでも、このところ半導体需要の拡大などで受注が一時期よりは戻ってきていることから、何とかマイナス幅を1桁に留められるように、残りの期間をがんばりたい。

商社もモノ(製品)を販売するだけではなく、そこに技術的なプラス一言が添えられるようにすることがお客様に深く入り込むためにも必要になっている。そうした技術提案ができる製品の有資格者育成も、PLC、画像、モータや、セーフティサブアセッサなども含め大分増えてきた。今後は、製造現場の省人化や省力化の実現に向けたロボットや画像などの導入が増えてくることから、こうしたニーズにも対応できる技術者育成も進め、資格を活かした営業体制を再構築していきたい。

今年5月から、経営の若返りを図るために、社長に藤木愛副社長が就任する。時代がアナログからデジタルに変わりつつある中で、世代による考え方も違ってきている。また、女性が活躍する機会も多くなってきており、新たな視点で経営に当たってくれると思う。

展示会は昨年、「テクニカルシヨウ ヨコハマ」に出展し、地場のお客様にたくさん来ていただいた。今年は5月の「電子機器トータルソリューション展」に出展を予定している。

商社を取り巻く環境は刻々と変化しており、全盛のネット販売も今後どのようになるかわからない。当社も秋葉原を中心とした同業間の取引では、見積りや納期のレスポンスを早くして販売チャンスを逃さないようにしていく。何事もやってみないと状況はわからない。今年は挑戦する1年として取り組んでいきたい。

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