【各社トップが語る2021】WashiON共立継器「各種の電源切替装置を拡販」宮川昭二 取締役会長

2021年1月6日

WashiON共立継器 宮川昭二 取締役会長

 

2019年9月期の売上高は前年度比101%と微増であった。昨年4〜8月頃までは、新型コロナの影響かはわからないが、思ったほど売り上げが伸びなかった。そのため、材料購入量も絞り、残業も減ったが、8月より受注が急増したことで、最終的にはほぼ前年並みの売り上げを確保することができた。

コロナの影響により、対面営業や出張などがしづらくなっている。当社も昨年春ごろから営業スタイルを変更。テレビ会議システムを更新してリモートによる営業、顧客との打ち合わせに活用している。

昨今、AIの活用や5G通信などを背景にデータセンターの設置が増えている。当社のデータセンター向けの高速電源切替装置は、こうした状況を背景に需要が増加し、昨年は売り上げが大きく伸びた。今後も新規やリニューアル案件が継続して出てくると思われ、売り上げ増に期待している。

また、ソーラー発電などのFIT(固定価格買取制度)の変更に伴い、家庭で自家消費するために蓄電池に電気を貯めるところが増えたことで、小型電源切替器の販売が依然好調に推移している。増産に対応し、生産工場のレイアウト変更などを行っている。

コロナに罹患する人が、東京のみならず地方でも増加していることを心配している。これが経済に今後どのような影響を与えるか不明で見通しが立てづらい。こうした中で今年は、好調な引き合いになっている高速電源切替装置や小型電源切替器に加え、主力市場である鉄道関連向けの製品の拡販も注力していく。さらに、電源切換器応用製品の開発にも取り組む。

コロナ禍の影響に注視しながら、市場の受注動向の変化を見逃さないようにして、適正な生産量と在庫量を維持していきたい。