【2021年年頭所感】日本自動認識システム協会「DXの変革支え進化後押し」池田 隆之 代表理事会長

2021年1月6日

日本自動認識システム協会 池田隆之 代表理事会長

 

2021年(令和3年)の新春を迎え、謹んでお慶び申し上げます。
 
昨年は、新型コロナウイルスの感染拡大によって世界経済が大きな打撃を受けただけでなく、多くの尊い人命が失われました。感染症に苦しむ方々にお見舞い申し上げるとともに、医療関係従事者の皆さまに深く敬意を表し感謝申し上げます。
 
新型コロナウイルスの国内における影響は依然として続いており、生産、輸出、消費など主要経済指数は2020年5月を底に持ち直しているとはいえ、年末に訪れた感染第三波により外食、宿泊、娯楽などのサービス消費はコロナ前の水準を大きく下回り、企業の経営、雇用情勢を後退させている状況です。
 
一方、新型コロナウイルス鎮静化が見えない不透明な状況にあっても、わが国は一人ひとりに根付いた忍耐と勤勉さで新しい生活様式を構築し、通常の感染予防に加え、テレワークやEコマース、キャッシュレス決済などの新しい取組みが浸透し、企業活動と社会経済の持ち直しを図っております。これら新しい生活様式による新たな日常は、今までにない需要を生み出し、非接触、無人化、新たな働き方への取組みが一層求められております。
 
自動認識技術はこれまでも、非接触化、省人化、そしてAI、ロボット、自動走行など新技術との融合によってデジタル化を促進し、経済のインフラ基盤を支えてきました。そして、「持続可能な開発目標(SDGs)」として掲げられた17Goalsには、その実現に向けて自動認識技術の活用が期待されております。当協会でも、SDGsに貢献する会員各社が開発した新たなソリューションを展示会でご紹介をしております。今後、DX(デジタルトランスフォーション)によりシステムやビジネス構造の大きな変革も想定されておりますが、自動認識技術はDXの基盤技術の一つとしてその変革を支え、そして進化させる可能性を持つものと確信しております。
 
お蔭さまで当協会では、昨年も新たな会員企業をお迎えすることができ、オンライン/オフライン併用による協会催事開催をはじめ情報発信の強化も図っております。今後も総合的な自動認識技術の活用促進をより広範囲に進めてまいります。また、業界関連団体や関連省庁との連携をはかり、社会の安全・安心や社会的利便性向上に貢献できるよう、引き続き活動を推進してまいります。
 
結びに、2021年が皆様により良い年となりますよう心からお祈り申し上げるとともに、益々のご発展を祈念申し上げ、年頭のご挨拶といたします。