工場新設・増設情報 12月第2週 ニチバンメディカル 、テルモ、湖池屋、三菱製紙、AGC、日本製粉など

【国内】

▶︎プランテックス
農業機械大手のクボタから資金調達し、事業の旗艦となる新方式植物工場(マザー工場)を建設する。

植物工場のスタートアップである同社が独自に開発した栽培装置は、栽培棚ごとに独立した密閉方式となっており、装置内部に空調や養液循環システムを組み込んでいるため、各棚の栽培環境を高精度に制御することができる。マザー工場の建設・運営により野菜の生産量を拡大し、同社の植物生産システムが効率的かつ安定的であることを実証するとしている。

▶︎ニチバンメディカル
グローバル展開を含めた、絆創膏、医療補助用テープの今後の生産対応のため、11月から福岡県朝倉郡で新棟の建設を開始した。

建築面積は約1900平方メートル、延床面積は約3900平方メートル、総工費は新規設備を含めて約27億円。本格稼働は2022年4月を予定。

▶︎デンケン・ハイデンタル
エア・ウォーターグループで、歯科材料・機器の製造・販売を行うデンケン・ハイデンタルは京都府京都市に新社屋・新工場を建設し、12月1日から稼働を開始した。これまで2拠点に分散していた製造機能を集約し、虫歯治療でニーズが高まっている白いかぶせ物「CAD/CAM冠」用の歯科材料の生産量を、従来の2倍に増強する。新工場では歯科材料・機器のほか、エア・ウォーターの介護用シャワー入浴装置の製造も行う。

延床面積は6970平方メートル(3階建て)、投資額は20億円(土地代を除く)。

▶︎テルモ
子会社のテルモ山口D&Dの本社工場(山口市)に、薬剤充填済み注射器の生産設備を増設する。テルモ山口D&Dは、医薬品と医療機器を組み合わせたコンビネーション製品を生産しており、今回の増設によって、生産能力は2016年の工場稼働時と比べて3.5倍となる。

周辺設備を含む総投資額は150億円で、着工は21年8月、稼働開始は23年12月を予定。

▶︎湖池屋
ライフスタイルの多様化に対応した新市場創造型商品の提供と、より高品質で安全な商品を安定的に提供するため、2021年1月に関東第三工場(埼玉県加須市)を、同年7月(予定)に九州阿蘇工場(熊本県益城町)を開業する。九州阿蘇工場は、同社として初の九州の工場となり、工場開業を機に、九州地域での販売拡大を目指すとしている。

関東第三工場の延床面積は約3069平方メートル、建設費は約25億円。

▶︎三菱製紙
砂場(兵庫県砂市)に、捕集効率のマスクにかせないメルトブロー不織布とマスクの産設備を新設する。今回、独のメルトブロー不織布とマスクの産設備を導し、抗菌・抗ウイルス・抗アレルゲン物質等の機能を付与した機能マスクの社産を開始すると同時に、メルトブロー不織布と既存の湿式不織布を複合させた各種機能性濾材の開発を進めていく。

運転開始は、マスク生産が2021年1月、メルトブロー不織布が同年6月を予定。設備投資金額は約5億円。

▶︎AGC
総工費約200億円を投じ、AGC横浜テクニカルセンター(横浜市鶴見区)内に建設していた新研究開発棟が完成した。新研究開発棟には、社内専用エリアのほか、顧客やアカデミア、ベンチャー企業などの社外パートナーとの協創を加速する場として、協創空間「AO(アオ/AGC OPEN SQUARE)」を設置。「つなぐ」「発想する」「ためす」をコンセプトに、ギャラリーやパーク、スタジオ、ラボなどを設置している。

新研究棟エントランス

【海外】

▶︎日本製粉
ニップングループのニップンタイランド社が建設を進めていた冷凍生地製造工場(タイ・パトゥムターニー県)が11月に竣工した。同社はタイや周辺国で事業の拡大を図っており、今後、プレミックスに加え、冷凍生地に十分な市場性を見込めると判断したことから工場新設に至った。同社グループとして、初の海外冷凍食品工場となる。

延床面積は2036平方メートル、投資金額は8億円、生産能力は年間1300トン。

手前の建物が今回竣工した冷凍生地製造工場
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