DMG森精機 AI使い新システム開発、加工中のくずを自動除去

DMG森精機は、工作機械の加工中に発生する切りくずを、自動で除去する「AIチップリムーバル」を開発した。

近年、自動化システムの導入が増加しているが、切りくずが原因で機械停止や加工不良が起こるという課題がある。

AIチップリムーバルは、AIを用いて切りくずを効率的に自動で除去するもので、まず2台のカメラで加工室内全体を撮影。撥水フィルムとクーラント/エアによる洗浄で、カメラへの切りくずやクーラントの付着を防止し、常に鮮明な撮影を行う。

撮影した画像を元にAIが切りくずの位置と量を判別し、堆積場所や状況に合わせて最適な洗浄経路を自動で選択。堆積量に応じてクーラント洗浄の要否を判別し、吐出量を制御する。そして、モータ駆動のクーラントノズルにより、機内全体の切りくずを自動で除去。機内テーブルの軸移動に追従してノズルの角度を自動調整し、運転中にワークの種類が変わっても切りくずの除去が行える。

オペレーティングシステムの画面上に映した機内映像を見ながら、タッチ操作で洗浄経路の変更や任意のポイントの切りくずを除去することもできる。

搭載可能機種は現在、横形マシニングセンタ4機種。2021年以降順次拡大を予定。

クーラントノズルによる切りくず除去の様子

CALEXテクノロジー放射温度計

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