シュマルツ 複雑形状に対応、新型真空ハンド登場

2020年10月7日

シュマルツは、より大きな凹凸や複雑な表面形状にも対応する新型の真空ハンド「SCG-HSS」の提供を開始する。

同製品は、多種多様な電子機器が展開されて実装基板も複雑形状やバリエーションが増えるなか、従来のように基板に合わせた形状のハンドでは設計・製作から、ワーク変更になった時のハンド変更や調整が大きな手間やコストになっていることを受け、その解消を目指したものとなっている。

ワークとの接地面に円筒状にならいピンを設置した真空グリッパーで、従来のパッドでの吸着ではカバーしきれなかった激しい凹凸にもピンが柔軟になじみ、より表面形状が複雑な基板でも安定した搬送が可能となる。ピンの操作は空圧式で、特別なセットアップは不要。ワークに合わせた状態でピンを固定するだけで、その基板専用のハンドとして使うことができる。

また、SCG-HSSはESD(静電気放電)破壊対策に適した106〜109Ωの電気抵抗値を持ち、ESD破壊による電子部品の不良・破損防止に役立ち、実装基板製造や機器への組付け工程の生産性を向上する。

複雑な表面構造にも柔軟に追従