第一精工 自動嵌合ロボット用エンドエフェクタ、コネクタ自動挿入 実現

2020年7月29日

第一精工は、静電容量型トルクセンサ「ESTORQ(エストルク)」を搭載した自動嵌合ロボット用エンドエフェクタ「ES-Gripper(エスグリッパー)」でコネクタの自動挿入を実現した。コネクタの自動挿入によって工場で発生する人的エラーと修正作業の削減に貢献し、時間および費用の両方を削減する。

エストルクは、協働ロボットや自動組立装置などの回転動作により発生するトルクを検出し、制御するためのセンサ。ロボットが外部から加わる力を検出し、異常を感知したときに自動的に停止することが可能となり、稼働中のロボットアームとの接触による怪我の恐れなく、ロボットと人間が並んで作業することが可能になる。従来のトルクセンサよりシンプル構造で小型、軽量なため、ロボットの関節部分に簡単に配置でき、ニーズに合わせた自由な設計を可能にするだけでなく、大幅なコスト削減も可能。また二重回路設計とすることにより、安全性検証(ISO10218)を取得可能となる。

エスグリッパーは、エストルクを組み込んだロボット用エンドエフェクタで、自動嵌合用となっている。コネクタの正確な位置合わせの自動調整に対応し、専用ソフトウエアを通して作業時のコネクタの挿入力を記録し、嵌合力データの追跡も可能にする。アタッチメント部分を交換することで、FPC/FFCコネクタやケーブル対基板コネクタ、基板対基板コネクタをはじめ、さまざまなタイプのコネクタシリーズに対応できる。

ESTORQとES-Gripper