【オートメーション新聞No.223】日本製半導体・FPD製造装置、2022年度に初の3兆円超えへ / 日立がABBのパワーグリッド事業買収を完了 / 経産省「グローバルニッチトップ企業100選」発表 / 特集:サービスロボ安全運行(2020年7月8日発行)

1. オートメーション新聞 第223号の概要
本号(第223号・2020年7月8日発行)では、日本の製造装置市場における中長期的な成長予測を特集しています 。日本半導体製造装置協会(SEAJ)の予測に基づき、5Gや「新しい日常」による需要拡大を背景に、2022年度には市場規模が初の3兆円を突破する見通しを詳報 。また、日立製作所によるスイスABB社の送配電事業買収完了という巨大ニュースや、経済産業省が選定した「グローバルニッチトップ企業100選」の顔ぶれなど、世界を舞台に戦う日本企業の動向を網羅しています 。技術面では、プラント保全を効率化する最新AIソリューションや、感染症対策に資する除菌ロボットなど、ニューノーマル時代を見据えた革新的なトピックスが満載です 。
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2. 注目トピックス
【1面メイン】SEAJ需要予測:日本製半導体・FPD製造装置、2022年度に初の3兆円超え
日本半導体製造装置協会(SEAJ)によると、2020年度は新型コロナウイルスの影響を受けつつも、5Gインフラやテレワーク普及に伴うデータセンター需要が下支えし、市場は堅調に推移します 。さらに2022年度には、ロジック・ファウンドリーの投資継続により、前年度比10.4%増の3兆561億円と、過去最高を更新する予測です 。
【新体制】日立、ABBのパワーグリッド事業買収を完了:売上高1兆円の合弁会社が始動
日立製作所は7月1日付で、スイスABB社の送配電(パワーグリッド)事業の買収手続きを完了しました 。約7400億円を投じて設立された新会社「日立ABBパワーグリッド」は、従業員約3万6000人を擁する世界最大級のインフラ企業となります 。日立のIT実績とABBのOT(制御技術)を融合させ、世界のエネルギー市場での覇権を狙います 。
【業界への影響】経産省、2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」を発表
世界市場で高いシェアを誇る日本の優良企業113社が選定されました 。THKのLMガイドやナブテスコの精密減速機など、製造業の屋台骨を支える有力企業が名を連ねています 。選定企業の平均利益率は12.7%と高く、コア技術を活用して世界市場の「ニッチ分野」で成功を収める日本企業の強みが浮き彫りとなりました 。
【新技術】NTTドコモら:5G対応の製造機器分析ソリューション「FAAP」の提供開始
NTTドコモ、チフスイノベーション、ブレインズテクノロジーの3社は、工場内のロボットやセンサーのデータを一括分析する「FAAP」を開発しました 。4G(LTE)に加え5Gネットワークにも対応し、リアルタイムに故障予測や不良品検知の結果を現場にフィードバックすることで、スマート工場の実現を加速させます 。
【DX支援】オムロン:最新技術を体感できる「ATC」がリモート対応を開始
オムロンは、東京・名古屋・滋賀の「オートメーションセンタ(ATC)」において、オンライン会議ツールを活用したリモート見学・検証サービスを7月から開始しました 。時間や場所の制限なく、同社のスペシャリストによる最新ロボティクス技術のデモや、システム構築のトータルサポートをワンストップで受けることが可能です 。
3. 各ページ別の見出し・記事一覧
1面:総合ニュース・トレンド
- SEAJ: 2020〜22年度日本製半導体・FPD製造装置需要予測。22年度に初の3兆円超へ
- 日立製作所: スイスABB社のパワーグリッド事業買収を完了。売上高1兆円規模の合弁会社設立
- 産学連携: ロボット関連の人材育成を目的とした協議会「CHESPA(チェルシー)」設立
- パナソニック: 現場センシング事業を強化。2025年に売上高1000億円を目指す
- 提言(FRP Consultant): 自社の要素技術レベルを上げるための中堅・若手技術者の育成アプローチ
- 連載:灯台: トヨタのリモートワーク制度化に見る「現場・人材を守る」ためのカイゼン
2面:新製品・技術トレンド
- 北陽電機: 検出性能と耐環境性を高めたロボット用LIDAR「USTシリーズ」最上位機種を発売
- 日本モレックス: 80Aの高電流に対応、冷却性能に優れた基板対基板用「EXTreme Guardian HD」
- 安川電機: 東京工業大学と人協働ロボットに関する「共同研究講座」を開設
- アズビル: 病室を容易に感染症対応へ。パンデミック対応空調ソリューションを強化
- オーバル: 手袋をしたまま操作可能な高感度タッチセンサ搭載の容積流量計を開発
- IDEC: 多様な学びを支援する「プラチナキャリア・アワード」で東洋経済賞を受賞
- 連載:販売員心得: 令和の見込み客アプローチ術。人間性を見せる短時間勝負のコツ
3面:デジタル化・最新ソリューション
- 三菱電機: モータの絶縁劣化や軸受の傷を自動検知する低圧三相モータ診断装置
- 横河電機: プラントの立ち上げ・定期メンテを効率化する「PRM コミッショニングサポート」新版
- コンテック: HTML5技術を活用し、ブラウザ上で工場の監視・管理が可能なHMI/SCADAソフト
- 島津製作所: レーザー加工ヘッドを搭載し、銅の高速コーティングを実現したハイブリッド複合加工機
- オムロン: 熟練者の検査技術をAIで再現。欠陥抽出画像処理システム「FHシリーズ」
- オムロン: UVC(深紫外線)光を照射して公共スペースを除菌するモバイルロボットを開発
- 人事異動: 三菱電機、日東工業(7月1日付)の主要人事情報を掲載
4面:グローバルニッチトップ企業100選
- 経済産業省: 2020年版「グローバルニッチトップ企業100選」発表。選定113社の全リストを掲載
6面:IT・ITトレンド
- NTTドコモら: 5G対応の製造機器分析ソリューション「FAAP」提供開始。故障予測を自動化
- エクストリーム: 主要パブリッククラウドで完全運用可能なネットワークプラットフォームを発表
- ペガジャパン: 企業のサイロ化を解消するデータ統合・プロセス可視化プラットフォーム「Pega Fabric」
- VDOO: イスラエル発のIoTデバイス向けセキュリティプラットフォーム。日本法人を開設
- シーエーシー: Webブラウザから現場のデータを可視化する「Cloud Smart etoT」サービス開始
7面:工場新設・増設、設備投資情報
- ロボコム・アンド・エフエイコム: 福島県南相馬市に24時間稼働の精密部品加工・ロボット新拠点を建設
- 新東工業: 愛知県大治事業所に医薬品製造・半導体分野向けの新工場が竣工
- 東芝エネルギー: 川崎工場内に水素エネルギー関連製品の生産ラインを移転・10倍に増強
- クラレ: 米国ミシシッピ州の拠点において活性炭の生産設備を増設
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