工場新設・増設情報 5月第3週 アイリスオーヤマ、三井化学、エア・ウォーター、イビデンなど

2020年5月20日

▶︎アイリスオーヤマ
6月に稼働予定だった宮城県角田工場のマスク生産能力を、当初の月産6000万枚から1億5000万枚に増強するため、新たに設備投資を行う。政府からのさらなる要請を受けたもので、「国内投資促進事業費補助金」を活用し、月産1億5000万枚の生産体制を新たに構築する。

また、中国におけるマスクの重要資材である不織布の価格高騰による影響も考慮し、同工場内に資材製造設備も新たに導入して内製化率を高め、中国一国に依存する供給体制を見直すとしている。

稼働時期は7月を予定、投資総額は約30億円。新規雇用人数は100人。

 

▶︎三井化学
スマートフォンカメラの多眼化により、需要が拡大している環状オレフィンコポリマーの生産能力増強のため、同社大阪工場(大阪府高石市)内に新プラントを建設、4月に着工した。

新プラント建設によって、生産能力は約50%増強を予定。今後、車載用カメラやヘッドマウントディスプレイ、医療用途などの新規需要獲得によるさらなる事業拡大を図るとしている。

完成は2022年3月を予定。

 

▶︎エア・ウォーター
同社とグループ会社の九州エア・ウォーターは、北九州地区における産業・医療用ガスのさらなる安定供給を目的に、同市に高効率小型液化酸素・窒素製造装置を建設し、同一敷地内に九州エア・ウォーターの総合充填工場を建設する。

同敷地内には、タンクローリー基地や営業所など産業ガス事業にかかわる機能も集約し、北九州エリアにおける総合ガス事業所としての拠点整備を行う。

稼働開始は2021年5月を予定。

 

▶︎イビデン
サーバーや画像処理などを中心とした顧客需要に対応するため、ICパッケージ基板の生産能力増強を図る目的で、大垣中央事業場(第2棟、岐阜県大垣市)の設備投資を実施する。

同社は2018年に総額700億円の設備投資を決定しているが、今回、さらなる需要の増加に対応するため新たに600億円を投資する。

2020年度末より順次稼働を開始し、21年度から量産開始を予定。

 

▶︎高松機械工業
新型コロナウイルス感染症拡大の影響による市場環境の急激な悪化のため、想定していた見通しと差異が生じたことから、新工場(石川県白山市)の建設スケジュールの変更を行った。

当初、着工は2020年4月、操業開始は21年4月を予定していたが、着工を2020年10月、操業開始は22年4月を新たに予定。