東芝インフラシステムズ 産業用コントローラ新モデル、AI分析できるCPU搭載

2020年4月8日

東芝インフラシステムズは、AI分析ができる高性能CPU、大容量のメインメモリー、データを長時間保存できる大容量ストレージを備えた産業用コントローラの新モデル「ユニファイドコントローラVmシリーズtypeS」を販売開始した。

新製品は、ネットワーク冗長化や故障率低減のための部品選定、マージン設計、耐ノイズ性、耐環境性などの技術によって生まれた計測・制御システムのプラットフォームとなるエッジコンピューティング。紙・パルプ、鉄鋼・金属、上下水道、電力、ガスまで幅広いシステムで活用できる。

これまで計測・制御システムのIoT化は設備機器にセンサを取付け、無線等の専用ネットワークを介してクラウドで処理する仕組みだったが、新製品は、センサ情報の蓄積・解析がコントローラ上で行えるため、クラウドとの通信は必要最小限に抑えられる。また、制御処理と情報処理が共有メモリを介してデータ交換するため、専用ネットワークの敷設が不要。

1ユニットで1〜4制御システムに拡張でき、シングルユニットは最大2システム、マルチユニットは最大4システムを実現。コントローラ間やHMIとのデータ伝送は、Ethernetや同社のReal-Time Ethernetで実現。スキャン伝送方式でデータの伝送効率が高く、ネットワークの冗長化を行うことが可能。

ユニファイドコントローラVmシリーズtypeS(シングルユニット)