【流通商社トップが語る2020】アール電子「40周年を最高の業績で」松本年生 代表取締役社長

2020年1月29日

アール電子 松本年生 代表取締役社長

 

2019年12月期(第39期)の売り上げは残念ながら前期比6.4%ダウンした。米中貿易摩擦が継続し、半導体製造装置・設備機器関連の受注も低迷するなど業界全体に厳しい1年であった。

創業40周年を迎える2020年は、もう一度創業時の初心に返ってあらゆる面の改革・改善に取り組み、業界の変化に対応できる組織づくりを進める。第40期の売り上げ目標は前期比7.4%アップに設定し、過去最高であった18年の売り上げ更新へ再度挑戦する。

今年も、秋葉原という地の利を生かしながら、仕入先、販売先の双方からの期待に応えられるように、「協力・協調・行動力」の経営品質目標を掲げて取り組んでいく。また、社内のモチベーション向上を進めるために給与体系を見直し、活動成果が反映しやすいように変更する。

19年2月から中国・上海の現地法人が営業を開始している。まだ投資の段階であるが、中国は現在、国を挙げて都市間鉄道網の整備に向けた投資を進めており、鉄道車両の増産が継続している。このため今後日系の鉄道車両メーカー向けにコネクタなどの販売が見込め、業績への貢献を期待しているところだ。

当社が入居しているビルが来年建て直しすることから、本社事務所を移転する。秋葉原の同業者間の取り引きも多いことから、物流機能をどのようにするかも含めて、移転先を慎重に検討している。

隔年で当社が主催で開催している「アキバエレショー」も今年11月6日の予定で会場を予約している。これから準備を進めるが、秋葉原を活気づけ、盛り上げる展示会としてぜひ成功させたい。

バブル崩壊やリーマンショックなど、この40年間には色々な苦難があったが、記念の年を最高の業績で飾りたい。

 
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