【流通商社トップが語る2020】大和無線電機「IoTの総合提案推進」堀内優 代表取締役社長

2020年1月29日

大和無線電機 堀内優 代表取締役社長

 

2019年12月期は、前期比で売上は減収、営業利益で増益の見込みとなる。環境関連やアミューズメント向けが減少した一方、消費税増税により、エアコン向けや家電向け電源パワーモジュール、POSシステム用電源が伸長、災害非常用設備としてUPS、戸別通信用カスタム電源、その他、医療・計測機器等の設備向け部材が好調に推移した。利益率の改善が進み、今期も利益を重視した計画予算でスタートしている。

今年はダイワイノベーションの2年目として、昨年同様に「Create a Personal Brand」をテーマに掲げて取り組む。社員それぞれが計画達成を目指し、ストーリーを描きキャラクターを活かした個人ブランドを創造していくことで、お客様満足と社員満足を生みだし、会社の原動力としていく。

今年は昨年からスタートした技術開発プロジェクトの活動に本腰を入れる。お客様への部品販売だけでなく、課題解決につながる技術的なソリューション提案を行う取り組みだ。

19年7月からIoTエッジデバイスに重点をおいた新Webサイト(daiwa-iot.jp)を開設した。IoTの試作から量産までの調達が容易に実現でき、必要な部品と関連メーカーをマトリックスで選択し、当社のネット販売サイト「sample Box」を通じて注文もできる。また、プリント基板の製作や組立サービス、さらには生産や販売支援の相談にも対応。

オープンイノベーションで取り組まれているトリリオンノード研究会に参加しているが、19年秋から評価キット「Leafony」の販売が始まった。新たな開発への取り組みとして「モノ」から「コト」の提案を進めていき、当社の価値を創造していきたい。

一方、97年から展開している海外事業は、米中、中台問題など国際情勢変化の中で、今後の取り組みを慎重に検討していく。

 
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