【流通商社トップが語る2020】中央無線電機「お客様に深く入る営業推進」曳地夏夫 代表取締役社長

2020年1月29日

中央無線電機 曳地夏夫 代表取締役社長

 

米中貿易摩擦などの影響もあり、国内の設備投資が停滞していることから、2020年4月期の売り上げは、前年度比10%ぐらい下がりそうだ。しかし、このところ半導体製造装置関連に投資の動きが見られ始めたことから、本格的な立ち上がりに備え準備を進めている。

商社を取り巻く環境は、国内市場の成熟、ネット販売の普及など、従来に比べ大きく変化してきている。そういう状況の中では、お客様の懐にどこまでも深く入り、一緒になって考えながらの提案ができるかがポイントになってくると思う。日頃お客様からIoTの導入相談を受けることが多いが、仕入先メーカーの中にはIoTを活用し、成果を上げているところもあることから、お客様を仕入先メーカーの工場に案内し見てもらうとことで、価格以外の付加で取り引きにつなげるという営業も手法のひとついえる。

また、レーザーマーカーも周辺の搬送装置なども含めた対応ができていることが評価され、新規の顧客開拓につながっている。2月の「テクニカルシヨウ ヨコハマ」と5月の「電子機器トータルソリューション展」の2つの展示会に出展し、レーザーマーカーやセンサなどを中心に展示を予定している。

19年4月から制御商社のサンデン制御(東京)を子会社にした。韓国、台湾、シンガポールなど海外の取引先も多く有し、このノウハウを活かしながら海外顧客の取り込みにつながることを期待している。

既存の考え方や昔の経験が役に立ちづらい時代であるが、商品を調達し、流通させるという商社機能はこれからも大きな役割を担っていくことが期待されているだけに、基本に忠実に「Always Challenge」の気持ちで、お客様の中に深く入っていく営業姿勢を強めて、今年も取り組んでいきたい。

 
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