富士電機 現場型診断装置を開発、バッチ式MSPCで異常検知

富士電機は、バッチ式MSPC(多変量統計的プロセス管理)で設備の異常兆候を検知・解析する現場型診断装置「SignAiEdge(サインアイエッジ)」を開発、11月26日に発売した。

MSPCは、設備の稼働においてあらかじめ学習させた正常時と、実際の稼働時のデータを比較し、その乖離から異常の兆候を検出する方法で、一般的なMSPCは、一定の状態が継続するプロセスに適用されるが、バッチ生産には不向きとされている。

新製品は、同社独自開発のバッチ式MSPCをタッチパネル付モニタに組み込み製品化。正常時と稼働時のデータの差分から診断を行い、異常の兆候を検知することができる。

使用は、生産設備に取り付けて、既設のコントローラに接続するだけで即座に診断を行うことが可能。サーバなどのインフラ構築が不要で、簡単に導入できる。

画面サイズは、12.1型、10.4型、8.4型、画面解像度はSVGA(800×600)、タッチパネルはアナログ抵抗膜方式。

バッチ生産に対応

オートメーション新聞は、1976年の発行開始以来、45年超にわたって製造業界で働く人々を応援してきたものづくり業界専門メディアです。工場や製造現場、生産設備におけるFAや自動化、ロボットや制御技術・製品のトピックスを中心に、IoTやスマートファクトリー、製造業DX等に関する情報を発信しています。新聞とPDF電子版は月3回の発行、WEBとTwitterは随時更新しています。

購読料は、法人企業向けは年間3万円(税抜)、個人向けは年間6000円(税抜)。個人プランの場合、月額500円で定期的に業界の情報を手に入れることができます。ぜひご検討ください。

オートメーション新聞/ものづくり.jp Twitterでは、最新ニュースのほか、展示会レポートや日々の取材こぼれ話などをお届けしています
>FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

FA・自動化、デジタル化、製造業の今をお届けする ものづくり業界専門メディア「オートメーション新聞」

オートメーション新聞は、45年以上の歴史を持つ製造業・ものづくり業界の専門メディアです。製造業DXやデジタル化、FA・自動化、スマートファクトリーに向けた動きなど、製造業各社と市場の動きをお伝えします。年間購読は、個人向けプラン6600円、法人向けプラン3万3000円

CTR IMG