安川電機 新型中空スポット溶接ロボ、ロングアーム型追加

サイクルタイム短縮実現

安川電機は、スポット溶接用途のロボット「MOTOMAN-SPシリーズ」に、新たに「MOTOMAN-SP225H-135」(可搬質量135キログラム、最大リーチ2951ミリメートル)を追加、10月29日から販売開始した。

近年、車体軽量化のために採用され始めている新素材は、自動車ボディの溶接工程で高加圧スポット溶接への対応が必要とされ、それに合わせたライン作りなど省スペースや工程統合による高付加価値ラインの構築が求められている。

新製品は、ロングアームタイプの溶接ロボットで、より広範囲の溶接が必要な工程に適しており、各軸の最大速度と加速速度の最適化によってスポット溶接動作のサイクルタイム短縮を実現する。上アーム中空構造となっており、ケーブルの取り外しや取り付けが容易で単線ケーブル交換が可能、リスト干渉半径とリスト幅の短縮により対象物との接近性が向上、上アーム部に機器を搭載できるスペースを確保などのメリットを持つ。

スポット溶接電動ガンのサーボモータは、容量2.5kWを開発。これにより新素材向けの高加圧スポット溶接への対応力が向上。また、MOTOMAN-SPシリーズ対応の電動ガン用サーボモータは、バッテリレス化を実現している。

MOTOMAN-SP 225H-135

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