「産業オープンネット展2019」7月23日大阪、7月30日東京で開催

2019年7月17日

「つなぐ技術」で現在の値を見る。
将来のパフォーマンスがわかる。

大阪:7月23日(火) グランキューブ大阪
東京:7月30日(火) 大田区産業プラザPiо

2018年の東京会場の様子

 

産業用オープンネットワークを推進する各団体や会社が一堂に会し、セミナーとデモを通してオープンネットワークを採用するメリットを紹介する「産業オープンネット展2019」(主催:産業オープンネット展準備委員会)が、7月23日(火)に大阪会場で、7月30日(火)に東京会場で開催される。

開場時間は10時から17時。入場無料。

 

接続メリットを直接紹介

工場のオートメーション化、IoT化を進めていく中で、「つなぐ技術」として重要な役割を担う産業用オープンネットワーク。同展では、オープンネットワークを使用するメリットや最新技術を実際に見て、聞いて、触れて体験できる場となっている。

2012年の開催以来8回目となる今回は、10のオープンネットワーク関連団体と、52の会社が参加しており、過去最大規模での開催となる。

会場は、大阪がグランキューブ大阪(大阪市北区中之島5-3-51、京阪・中之島駅)。

東京が大田区産業プラザPio(東京都大田区南蒲田1-20-20、京急・蒲田駅)。

 

工場の製造システムは通常、1つのメーカーだけで構成されているわけではなく、さまざまなメーカーの機器が組み合わされたマルチ・ベンダー・システムとなっているため、違うメーカー同士でも現場の機器と制御機器間のデータをいかに自由にやり取りできるかが重要となる。

オープンネットワークは機器との接続性の向上のほか、汎用ソフトウエアの活用、周辺機器の選択肢の拡大、またシステム立ち上げ時の工数削減などを見込むことができるため、オープンネットワークの普及が、オートメーション化を進めるにあたり重要な要素となっている。

IoTの普及が進む中、制御用途だけでなく、稼働管理、生産スケジューリング、保全管理のベース技術として、オープンネットワークの技術はますます進化している。

 

今回は、標準Ethernet規格を拡張した「TSN(Time Sensitive Networking)」への対応が注目される。

TSNは従来のEthernet通信ではできなかった制御通信(リアルタイム性の確保)と情報通信(非リアルタイム通信)の混在を時分割通信方式により可能にする技術。

オープンな産業用ネットワークの利便性をさらに高めるものとして各方面から注目を集めている。

 

同展は、協賛団体と会社がネットワーク対応機器やパネルの展示、デモを行い、オープンネットワークの特長や接続メリット、製品の仕様などを直接紹介。実際に体験して比較できる絶好の機会となっている。

また、各団体やベンダー企業による37のセミナーも実施する。5会場に分かれて10時45分から16時30分まで、各セミナー30分間の予定で同時に行われる。最新の技術動向や最新ソリューションなどが紹介されることから見逃せない。

協賛団体のうち、「IO-Linkコミュニティジャパン」は、工場現場のセンサ、アクチュエータと通信する動作デモと豊富な機器のラインアップを披露。セミナーは「IO-Linkのコンセプト、技術、マーケット、そして最新技術の動向」と題し、13時~13時30分まで行う。

 

「ORiN協議会」は、ORiNの統一的なアクセスで設備情報や制御を一元化し、スマート工場を実現するソフトとハードの構成を訴求する。セミナーは「工場のIoT化を実現するオープンミドルウエアORiNの紹介」と題し、12時15分~12時45分まで行う。

「CC-Link協会」は、TSN技術により「FAとITの融合」と「高速・高精度なモーション制御」を実現するCC-Link IE TSNを紹介。セミナーは「未来へつながるオープン統合ネットワークCC-Link IE TSN」と題し、13時45分~14時15分まで行う。

「JEMA(日本電機工業会)ネットワーク推進特別委員会」は、マルチベンダによるFL-net製品を展示し、出荷実績と最新動向(IEC規格化、サードパーティによるSDK提供など)をアピール。セミナーは「マルチベンダ環境を実現するオープンネットワークFL-net」と題し、13時45分~14時15分まで行う。

 

「日本プロフィバス協会」は、ネットワークの安定稼働をサポートする、健全性、トポロジー、ネットワーク負荷などの測定デモを展示する。セミナーは「制御用通信とIT通信が共存するメリットとPROFINETの展開」と題し、16時~16時30分まで行う。

さらに、「MECHATROLINK協会」は、高速、高信頼性でモーション制御システムに適用されているMECHATROLINKの技術と、マルチベンダーによるソリューションなどを提案する。セミナーは「MECHATROLINKの新技術と新たなモノづくりへの取組み」と題し、10時45分~11時15分まで行う。

 

協賛会社のセミナー充実

一方、協賛会社の展示とセミナーのうち、「ピーアンドエフ」はIO-Linkセンサ(超音波、光電、レーザなど)、IO-Linkマスタ、計装信号用の防爆インターフェース、HART通信インターフェースなどを中心に幅広い領域をカバーする豊富な製品群を紹介する。セミナーは「IoTアプリケーションに利用される最新センサ技術」と題して13時45分~14時15分まで行う。

「B&R」は、Perfection in Automation インダストリー4.0、IIOT時代の通信標準OPC UA、およびOPC UA TSNを利用したソリューションデモを行う。セミナーは「インダストリー4.0、IIoT時代の通信標準OPC UA TSNの仕組みとメリットを解説」のタイトルで11時30分~12時まで行う。

「ヒルシャー・ジャパン」は、超小型IoT&産業用通信コントローラnetX90と、ネットワークアナライザnetANALYZERによるリアルタイム・イーサネットのデモや、ハイエンドSoC netX4000を展示する。セミナーは「高集積10ミリ角の超小型IoT&産業用通信コントローラ netX90」と題して14時30分~15時まで行う。

 

「フエニックス・コンタクト」は、IO-Link、ワイヤレス、セキュリティ、セーフティ、PoEなど、IoT関連製品を中心にアピールする。セミナーは「フエニックス・コンタクトの新製品を使用した新たなご提案」で、13時~13時30分まで行う。

「ロックウェル・オートメーションジャパン」は、製造現場におけるEtherNet/IPでの分析エンジンを有した、次世代デジタル・サプライチェーン・アーキテクチャを披露する。

産業ネットワークの動向に興味がある方、アプリケーションエンジニアリングに注目される方、ネットワーク機器の開発方法を知りたい方、ネットワークをより詳しく理解されたい方などにとって最適な機会となる。

セミナー聴講、また展示デモとも参加費は無料。

 

同展は入場、退場は自由であるが、事前に参加申し込みが必要。大阪、東京の会場別に7月18日までに登録申し込みを受け付けている。18日以降は当日の受付となるが、入場証発行に多少時間がかかることもある。

また、参加申し込みを行い、当日会場でアンケートに回答した参加者には粗品(セミナー資料が入ったUSBメモリ)が提供される。

参加は次のアドレスから申し込む。(www.open-networks.jp

なお、産業オープンネット展準備委員会では、このほど産業用ネットワークがよく理解できる単行本「産業用ネットワークの教科書」(A5判213ページ、税抜き定価2500円)を発行した。アマゾンから購入できる。(https://amzn.to/2sXkJJF

 

◆協賛団体(50音順)
IO-Linkコミュニティジャパン/EtherCAT Technology Group/FDTグループ日本支部/ODVA日本支部/ORiN協議会/一般社団法人CC-Link協会/日本AS-i協会/JEMA(一般社団法人日本電機工業会)ネットワーク推進特別委員会/NPO法人日本プロフィバス協会/MECHATROLINK協会

◆協賛会社(50音順)
IARシステムズ/ifm efector/アルゴシステム/インタフェース/ヴィッテンシュタイン・ターナリー/HMSインダストリアルネットワークス/SMC/エニイワイヤ/エム・シー・エム・ジャパン/エンドレスハウザージャパン/岡野電線/オムロン/Softing(ガイロジック)/倉茂電工/ケーメックス/JSLテクノロジー/昭和電線ケーブルシステム/スリーエムジャパン/図研エルミック/ターク・ジャパン/たけびし/大電/テセラ・テクノロジー/ルネサスエレクトロニクス/長野沖電気/日本製線/日本テキサス・インスツルメンツ/日本テレガートナー/日本ムーグ/日本モレックス/日本ワイドミュラー/発紘電機/ハーティング/ハイダック/パナソニック インダストリアルソリューションズ社/原田産業/バルーフ/ピーアンドエフ/B&R/PFU/ヒルシャー・ジャパン/ピルツジャパン/フエスト/フエニックス・コンタクト/profichip(アークテイク)/ベッコフオートメーション/マイクロネット/三菱電機/Motionnet協会/ユビキタスAIコーポレーション/リコーインダストリアルソリューションズ/ロックウェル オートメーション ジャパン/ワゴ ジャパン