工場新設・増設情報 5月第4週 ファナック、スタンレー電気、花王など

2019年5月22日

▼ファナック
従来のマシニング系ロボナノに、新たにラインアップに加える旋盤系ロボナノの生産を本格化するため、本社・山梨県忍野村地区のロボナノ工場2棟を統合し、新しいロボナノ工場を建設する。生産能力は、5台/月から始めて、将来的には10台/月に拡充予定。

延床面積は約4650平方メートル(平屋建て、一部2階建て)、完成は2019年9月、生産開始は10月を予定。投資金額は約35億円(生産設備費用は含まず)。

新ロボナノ工場の完成予想図

 

▼スタンレー電気
LED製品などを製造する連結子会社のスタンレー鶴岡製作所(山形県鶴岡市)が、隣接地に新工場を建設し、生産体制の再構築を行うことを発表した。車載エクステリア用LEDの需要拡大が今後も見込まれることから、新たな製品を提供し事業の拡大を図っていく。

敷地面積は約5万8200平方メートル、工場建屋は約1万6600平方メートル、19年9月着工、21年5月に操業開始を予定。投資金額は約60億円。

 

▼伊勢村田製作所
18年6月から進めていた2棟目となる生産棟(三重県津市)が完成し、5月8日に竣工式を行った。新生産棟では、スマートフォンなどに使用される電子部品の需要増加に対応し、生産能力増大と開発機能の拡充に対応できる体制を構築する。

延床面積は1万3887平方メートル、建築面積は2779平方メートル(地上6階)、投資総額は約40億円(建物のみ)。

 

【海外】

▼北川鉄工所
インド カルナータカ州に、工作機器事業関連の生産拠点を新設する。今後も工作機械の需要増加が見込まれるインドで、拡大する需要に対応するとともに技術力を強化し、現地のニーズに応える体制を構築する。生産計画は22年度で6000台、売上計画は22年度で10億円の見込み。

建設完了は19年9月、生産開始は11月を予定。投資金額は4億円。

生産拠点パース図

 

▼ダイキョーニシカワ
21年から完成車生産を行うマツダとトヨタ自動車の合弁新会社(MTMUS、米国アラバマ州ハンツビル市)の隣接地に、新工場を建設する。新工場では、MTMUSが生産する完成車に向け、バンパーやインストルメントパネルなどの大型の樹脂製自動車部品の生産を行い、年間売上高1億9000万USドル規模の事業とする計画。

着工は19年7月、生産開始は21年を予定。投資額は約1億1000万USドルを予定。

 

▼花王
アピカルグループとのインドネシアにおける脂肪酸製造合弁会社であるアピカル花王ケミカルズが、同国スマトラ島で建設を進めていた新工場が5月13日に竣工した。花王グループは、新工場の完成によって生産能力の増強を図り、競争力のある油脂製品を製造し安定供給を推進することでケミカル事業の拡大をめざすとしている。

敷地面積は約4万4000平方メートル。初期投資額は約8000万米ドル(約90億円)。