【各社トップが語る2019】オータックス、自動化可能な製品を開発

代表取締役社長 富田 周敬

2019年3月期の業績は、売上高が前年度より少し下がるものの112億円を見込み、3年連続で100億円を超える。営業利益は前年度並みの5億円が確保できそうだ。

前年度下期から売り上げは好調を維持できたが、今年度下期に入って高水準ながら緩やかな伸びになっている。この状況を続けられれば、現在進めている新5カ年中期経営計画「DREAM2020」の、20年度売上高120億円と累計利益30億円、フリーキャッシュフロー10億円、自己資本率35%確保に近づきそうだ。

現在、将来に備えた生産規模拡大に向けて、中国・広東省江門にオータックス精機鶴山とオータックス電子鶴山の2つの新工場建設を進めており、今年6月に稼働開始を予定している。最初はアルミ加工から始め、電子部品加工、プレス加工、MIMなどを行う。

また、タイ工場も端子台生産に加え、現地で需要が増えているスイッチの生産も予定している。マレーシアでもスイッチを生産し、米国市場などにも輸出している。中国の深セン、無錫の工場も含め、グローバルな生産によるスケールメリットを出した生産規模の拡大を進めていく考えだ。

2018“超”モノづくり部品大賞に、「ワイヤレス脈拍計MiKuHa(ミクハ)用イヤーセンサープローブ及び脈拍測定アルゴリズム」が、電気・電子部品賞として選ばれた。

19年は新工場立ち上げと生産移動を重点に取り組むとともに、特定顧客用途も含め、3点ほど新製品を考えている。いずれも社内の自動化機器開発部門によって自動化生産が可能なことを基準にしたコスト最優先の製品開発を行っており、市場競争力を発揮できることに重点を置いている。「製造サービス業」として、マーケットニーズに応えた製品作って、マーケットに提供していく姿勢をさらに深めていく方針だ。

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