【各社トップが語る2019】日立産機システム、One日立のメリット活用

取締役社長 荒谷 豊

2018年度の上期は、中国の自動化や環境規制で好調、アメリカ、ヨーロッパも底硬く、海外は堅調だった。国内も人手不足や働き方改革から自動化や省人化需要が増え、総じて上期は良い状況だった。下期は、米中貿易摩擦でアメリカは減速気味。中国も設備投資が抑えられ、ヨーロッパも勢いが衰えている。国内も輸出企業が影響を受けており厳しい状況だが、通期では微増となる見通しだ。

製品としては「安全、安心、環境、クリーン、グローバル」がキーワード。空気圧縮機はクリーンな空気の需要が増え、前年の10%を超える増となった。特に自動化とロボット向けの需要が大きく伸び、アメリカでも日立グループに加わったサルエアーが好調。クラウド監視の「Fit Live」サービスは接続数が約3000台を超え、保全の効率化や省力化へのニーズの高さを感じている。

ノズル自動洗浄機能がついた産業用インクジェットプリンタ、工作機械・加工機械の海外向けモータも好調だった。またオートメーション需要に対し、PLCと産業用PCを一体化し、制御系と情報系を1台で処理できるIoTコントローラ「HXシリーズ」も好調。

国内では販売力の強化が実を結び始めた。従来より付加価値の高い商品が売れており、顧客に価値を語る提案力がついてきた。当社はルート販売がメインだが、重要な顧客は特約店と協力しながら直需的に取り組んでいる。海外は現在の商流にサルエアーの販売網も活かし、空気圧縮機以外の産業用インクジェットプリンタなど他の製品も増やしていきたい。

19年の国内は自動投資が旺盛であり堅調だが、海外は厳しい状況が続くだろう。「安全、安心、環境」に加え「つながる」を新たなキーワードとしてソリューション提案に力を入れる。ITとOT、プロダクトを持っているのは日立グループの強み。One日立としてのメリットを生かしたい。

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