【各社トップが語る2019】富士電機、エネルギー・環境で貢献

取締役 執行役員専務 パワエレシステム事業本部長 友高 正嗣

当社のパワエレシステム事業本部は、「エネルギー・環境事業の拡大」により社会に貢献すべく、2017年4月に、「社会」「産業」「パワエレ」事業を統合してスタートした。エネルギーのトータルソリューションとして、お客さまの工場/施設の電力安定供給・最適化を実現するシステムを一括提案し、受注している。

当社が保有する受変電機器、UPS、コジェネシステムの電機機器に、エネルギーマネジメントシステムによる監視制御で最適化を図り、エネルギー全体の省エネを実現している。

中国では、空調冷熱技術の代表企業である大連冰山集団との合弁会社を昨年9月に設立した。中国におけるエネルギー消費は増加しており、CO2削減を含めた省エネが大きな課題となっている。大連氷山集団の保有する熱技術と当社の保有する電機技術を融合し、監視制御システムによるトータルエネルギーの最適化を進めていく。

環境ソリューションでは、当社の持つ先進のパワー半導体によるインバータ、電源機器によるエネルギーの効率化を実現しており、ファクトリーオートメーション分野への事業拡大も進んでいる。さらにSiCを搭載した高効率、軽量コンパクトな鉄道車両電機品(インバータ/補助電源)も商品化している。

大気汚染の防止に対し、船舶燃料硫黄分濃度を低減する「船舶用排ガス浄化システム(EGCS)」の初号機を出荷した。船舶所有者のニーズは高く、生産体制の増強に努めている。また、お客さまの保有する設備の安定稼働、省エネを実現するため、地域に分散しているサービス人員を一体運営する体制に変更した。多くの設備が老朽化してきており、迅速にきめ細かくサポートしていく。

強いコンポーネントの創出~システムの強化~海外事業の拡大を推進していく。

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